壊れゆく民衆の危機

http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2276775/2071029

時事のニュースなんで内容直貼り不可ですが、ネットの一部で話題沸騰の橋下センセイが
提訴された件についてです。

はっきり言って民衆が正義だと信じて他人吊すのなんざ歴史上ありふれた話で珍しくも
無いんだけど、そこを差し引いても近代国家で行われている行為としちゃぁこれって
異常かも知れません。

まぁ今回珍しいのは、民衆の暴走で吊された側が、法治国家の原理原則で殴り返そうと
しているところです。実際に吊す側は(擬似的に)血に酔った状態で誰の言うことも
聞かないというのがこの種の話の常で、諸外国で実際に暴力行為伴って吊した事例では、
鎮圧にそれこそ流血しまくる事になります。

今回は日本という国の民衆がある意味ヘタレ(誤解を招くかも知れないが、あえてこの
表現)であったため、吊す手段が簡単に言ってしまうと文書を使ったデモ行進で圧力を
掛けようという他力本願この上ない方法で終わったわけですが、こうなってくると日本という
国が実際に流血伴う革命やらかして近代国家になってこなかった事が重くのしかかって
来るわけです。

いわゆる制度的な法治国家・民主主義国家の制度や理念を構築してきた国家群はほぼ
例外なく流血を伴う行為で民衆の意思が有する限界とか、法治国家を維持する上での
護るべきラインってのを国家理念そのものに刻み込んできてますが、日本の場合近代
化が上意下達方式で行われたため、市民が一切そういったラインについて考えないまま
来ています。太平洋戦争終わった後に民主主義とか三権分立とかに関しての教育も
図られましたが、国家を維持する官僚制度が先に完成されていた結果、そういった部分に
ついて具体的な意味を捉える必要もなく、明治以来120年ほど。

なんかのきっかけで大規模な流血が起こるまで一切学べないのかも知れないが、
それは嫌だよなぁ。と思う数日。

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登録日:2007年 09月 09日 22:35:05

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