2008年 04月 25日

ゴムの価格変動要因

今日はこの前の火曜日に続き、『ゴムの価格変動要因』について話すね。
ゴム価格の変動要因としては、この前書いた需給に基づく要因以外にも、季節的な変動要因や産地価格、為替要因、生産国の価格安定策、国際情勢などがあげられるのね。
また、天然ゴムの特徴は、一年草の穀物と比べると生産調整が容易でないため、価格弾力性に乏しいという点があるわね。
分かり易くいくつかを解説しましょう♪♪

①価格弾力性
 天然ゴムは、ゴム樹から採液するので、価格が高騰したからと言って急に生産量を増やすわけにはいかないのね。ゴム樹を植えても、採液できるまで育つのに最低数年はかかるものね。
 また、消費についても天然ゴム消費70%以上がタイヤ等の自動車産業部門が占め、そのいずれもが部品であることから、天然ゴム価格の騰落が商品価格に及ぼす影響は間接的なものになる、という傾向が強いのね。

②季節要因
 ゴムの生産は季節要因があって「増産期」と「減産期」があるのね。
 天然ゴムの主要生産地のうちタイやマレーシアは、通常2~4月、インドネシアでは10月~12月頃にウィンタリング(落葉期)を迎え減産期になるのね。
 ウィンタリングっていうのは、生産地域が乾燥期に入るため、落葉によりゴムの樹液の出が悪くなる季節のこと。

③産地価格
 日本の天然ゴムの輸入は、タイ、マレーシア、インドネシアからが全体の約98%を占めていて、そのうちタイからの輸入が最も多く、全体の約70%を占めるのね。だから、タイからほぼ毎日提示される価格(タイオファー価格:タイ側が希望する売却価格)が国内ゴム相場にとって産地価格の代表的な指標となる傾向があるの。

④国際情勢
 天然ゴムは他の一次産品同様に、重要な戦略物資でもあるのね。過去には、オイルショック、中東戦争、ソ連のアフガニスタン侵攻など、国際緊張による暴騰相場を経験したこともあり、国際情勢の緊張は価格形成に影響を与えることになるのね。

今日はここまで、では、まったねーーー。(^▽^)/

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登録日:2008年 04月 25日 15:00:35

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