2007年 11月 14日
米国、台湾にミサイル防衛システムを売却
【11月14日 AFP】米国防総省(Pentagon)は13日、地対空誘導弾パトリオット(Patriot)ミサイル防衛システムの改良版を、約10億ドル(約1110億円)で台湾に売却する見込みであることを、米下院に報告した。
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(c)AFP
台湾(中華民国)は年々増強される中国人民解放軍に備えて軍事的バランスを取るために躍起になっている。今まで台中関係は「質の台湾、量の中国」であったが、近年の中国の経済成長が解放軍の装備を一新させている。これまで解放軍が台湾軍と戦闘しても台湾の優れた戦闘機などを前に制空権を奪えず占領することはできないとされていた。しかし、年10%以上の経済成長を背景にそれを上回る軍事費の増加によりこのバランスが中国に傾きつつある。それを打破するために台湾は10月10日の双十節に上海、香港を射程に収めることの出来る「雄風2E型」を独自開発している。
もちろん台湾と中国の軍事バランスが崩れることは極東アジアの平和にとって好ましいことではなくアメリカも中国を刺激しないようにこのバランスが崩れないようにしている。今回の地対空誘導弾パトリオットの売却は中国政府の反発を受けることは明らかである。しかし、それだけ中国の見えない軍事増強に対して危機感を抱いていることであり、それだけ軍事バランスが中国に傾いていることの現れである。
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登録日:2007年 11月 14日 22:36:06
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