1年ぶりのアップ

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今年はしょっぱなから出鼻をくじかれた。
元旦午前3時ごろは晴れていたが、6時にいざ出かけようと起きると、ぼた雪がこれでもかと降り出していた。道路は大丈夫だったが、雪に向って走り出すと、カーテンのように視界がふさがれ、途中でヤバいと引き返してしまった。
2日にはすっかり積もり、道も凍結している。だが雪は止み、温度も上がってきたので、昼にはジャリ雪になった。当日は長男が迎えに来て、義姉宅で新年の集まりという恒例の行事があるが、支障はないようだ。近くだが、わたしは飲むので毎年送迎してもらうのだ。
飲み食いしながら勤め先の電力会社の話になった。今は研修所の指導員をしているらしい。新人は10か月の間、理論と実習の両面から教育を受けるが、その過程で今様の若者の傾向がいろいろ見られるらしい。趣味の剣道では、そろそろ5段を狙う準備にかかるという。昇段は勝てば上がるのではなく、心技体の面で数年の間隔が設けられている。従って高段者であるほど年齢が高くなるわけだ。強ければ位が上がるプロ、特に相撲の盲点はここにある。どうしても奢りが生まれ、態度に出る関取がいる。いくら星を取ったとはいへ、そんなシーンを見ると相撲道も落ちたものだなとがっかりする。残念ながら外国力士を指導しきれない親方自身が再教育を受ける必要がある。
ここんところ、息子から盆暮れに小遣いを貰うようになった。みんなカミさんにいってしまうから得することはないが、そのたびに年を取ったなと思ってしまう。カミさんは「次は車を買って」と、とんでもないおねだりをする。わたしがあわてて「いまので充分」となだめるが、母としては息子が頼もしいと、つい甘えてしまうのだろう。流れとして、亭主が年金男ではそうそうデカイ買い物が出来ないことにある。小遣いさへこの頃はあまり稼げなくなり、今年はもっと頑張らなくっちゃと、ごく卑近な年頭の覚悟となった。トホホ…。

クリスマスから今日にかけて、中東情勢が緊迫している。
中東の相関絵図は単にイスラエルとパレスチナの問題に収まらない。いよいよ地上戦になってきたが、アメリカをバックに圧倒的な優位を持つ軍事力を持つイスラエルは、ロケット弾以外は有効手段は無きに等しいハマスをやっつけることを口実に、一般人をも差別なく殺すに違いない。アメリカが過去繰り返してきたヴェトナムやイラク、アフガンでの感覚と同じである。弱者の戦法であるテロはさらに増えるだろう。長期戦は必須だ。
宗教が絡むのは無論だが、それよりも取り巻く環境が複雑で、中でもアメリカとイスラエル、アメリカとエジプトの関係がややこしい。アメリカのネオコンやイスラエルの主戦主義である国防大臣らは、一説によればイスラエルをつぶすのが目的といわれ、闇の底で蠢く権力亡者どもの画策は計り知れない。考えたくもないおぞましい輩によって戦争はつくられていると思うと、手のつけようのない人間の業を感じる。
例えばこの局地戦がイランやシリアを巻き込むとなると、必ず原油高騰があるが、これで得をするのはロシアである。今の低価格で推移すると、豊富なエネルギー財産で威張り散らすことが出来なくなり、プーチンや大統領は困った立場になる。当然なんらかの謀略をめぐらすだろう。グルジアでの強硬態度を見れば充分あり得る。国内がガタガタすれば政権が危なくなり、こんな時の常とう手段である「外に目を向ける、向けさせる」ことに心血を注ぐだろう。
アメリカも同じで、民主党が政権を取ったオバマとそのまわりが今のままで国内を安定させられるか。ブッシュが世界にばらまいた害毒(戦争と不況)を引きずったままの継承を見ていないと、イランと戦争したがっている
勢力が何をしでかすか分からない。

それにしても、日本の現実は情けないの一言に尽きる。「みんなで頑張ろう!」という気概が大企業の姿勢に見られない。膨大な内部留保をもちながら、共に働いてきた人たちを容赦なく切り捨てている。その言い訳は必ず「グローバル化」である。人をまともに扱おうとしない企業が生き残って、社会的にどんな存在理由があるというのだ。経団連のトップはその典型で、口では「人は大切」といいながら、自企業であるキャノンの非正規社員をスパッと切り捨てている。
クビになった人たちは闘ってほしい。特に契約期間以内にもかかわらず切られた人は、全国で裁判を起こすべきだ。なによりも自暴自棄にならず、もっと怒ってほしい。
政府はおたおたするばかりである。100年に一度の不況と言いながら、対策は遅々として進まない。党派や省を超えた特別チームもつくらない。建てた政策も大不況対策とはいえない。給付金を配るというが、たかだか12000-20000円である。財政出動というならこの際1世帯10万円以上は配れといいたい。チョコチョコと細切れな施策を重ねても、砂に巻く水のようなもので、効果のほどは知れている。道路特定財源にしてもほとんどは今まで通りの道路利権に回ってしまい、一般財源化はされなかった。行革は更にごまかしの連続で、これでは渡辺喜美さんが頭に来るのは当たり前だ。現在の甘利行革担当相はへたれもいいところで、枡添氏ももはや役人の言いなりになっている。まだまだ数兆円の無駄が続くということだ。

ちょうど一年ぶりのアップである。出来るだけ日々の変わり具合を綴っていきたい。
今朝も冷え込んだ。
この寒空に、どれだけ多くの人が不安と寒さで震えているか、都心の格安官舎でのうのうとしている役人たちは、ボランティアに駆りだして、食や住を失った人の世話をさせるべきだ。政治家も同様である。民間団体や自治体にだけ任せた結果となった年末年始をどう見ているのか。正月だからといって空が晴れ渡るわけではない。大企業や行政の日本人としてのモラル下落は重い雪雲になって、いよいよ道を凍らせている。
阿吽の獅子は居るが、「阿」が伝えようにも「吽」が応えない事柄が増えてきたようだ。

*写真は一応自写像。自分を見つめ直す?

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登録日:2009年 01月 13日 12:50:10

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