MP3訴訟
【8月7日 AFP】デジタル音楽に広く使われているファイル形式「MP3」の技術をめぐり、仏アルカテル・ルーセント(Alcatel-Lucent)が米マイクロソフト(Microsoft)を特許侵害で訴えている訴訟で、米カリフォルニア(California)州サンディエゴ(San Diego)の連邦地方裁判所は6日、マイクロソフトに15億ドル(約1800億円)の支払いを命じた2月の陪審評決を覆し、特許1件について同社による侵害はなかったと認定した。
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(c)AFP
オーディオ圧縮技術やビデオ圧縮技術というものは基本的に圧縮ではなくて、人間が劣化を感じない程度にうまいこと間引いてファイルサイズを小さくする技術であり、インターネットの帯域をできるだけ効率よく使ってiTunesやWindows Media Player等にミュージックやビデオを転送しようというものだ。
つまり、ダウンロードミュージックがこれほどまでに普及したからこそ、一般的には汎用的(と思われている、勘違いされている)技術に特許の網をかけて莫大な利益を得ようと、訴訟沙汰が繰り返されているのだと思う。
なんだか卑しいというか虚しい話だ。
業界では非常に有名な話だが、その昔、Xerox社のパロアルト研究所というところで、Ethernetとかビットマップディスプレイとかアイコンとかマウスという、今のパソコンでは当たり前の技術が生まれた。
当時のXerox社経営陣はこれに特許という網をかけなかった。
だからこそ、これほどまでにパソコンやネットワークが普及したのだ。
経営陣に見る目がなかったという捉え方もされるだろうけれど、時代もそんなギスギスしていなかったのだと思う。
ダウンロードミュージックというものがこれだけ普及した今、何もオーディオ圧縮技術を特許で争ってまで、利益をむさぼることも無かろうにと思ったのは僕だけではないはずだ。
相手がそれこそ莫大な利益を稼いでいるMicrosoft社だから訴えられたのかも知れないが・・・。
一方で昨年だったか一昨年だったか、ヘルプのある機能を巡って特許侵害だとジャストシステムに噛みついて訴訟を起こしたのは家電業界の巨人・松下電器産業だった。
その時なんてセコイんだと思ったことを思い出した。
どうせなら何もATOKの根強いファンだけが頼りのジャストシステムなんかじゃなくてMicrosoft社に噛みついてみろと・・・。
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登録日:2007年 08月 09日 00:56:39
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