カテゴリー [歴史]

30年前の罪を裁く

カンボジア特別法廷の審問開始、被告の旧ポル・ポト政権幹部の顔ぶれ

【11月20日 AFP】(一部修正)カンボジアの旧ポル・ポト(Pol Pot)政権時代の大量虐殺を裁くカンボジア特別法廷(Extraordinary Chambers in the Courts of CambodiaECCC)は19日、キュー・サムファン(Khieu Samphan)元国家幹部会議長を逮捕、戦争犯罪と人道に対する罪で訴追した。
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(c)AFP

AFPBB News


(諸事情で久々のエントリーです…)
カンボジアは非常にわかりにくい国家の一つだと思う。
ポルポト政権時代の大量虐殺を裁くのにおよそ30年の年月が流れた。
10年に渡る内戦時代を抜け出し、漸く新生カンボジアが成立してからもかなりの年月が経っている。
その間投降したポルポト政権幹部は一部を除き、裁かれるどころか恩赦を与えられ自由に暮らしてきた。
がしかし、ここへ来て続々と逮捕され、カンボジア政府と国連による特別法廷に引っ張り出されたのだ。
もちろん大量虐殺の罪は裁かれなければならないが、30年かかって漸く入り口に辿り着いたとは言え、ポルポトは死去、政権幹部も高齢となり、どれだけの罪名を付けて裁いたところで、彼らはさほど痛くもかゆくもないのではないかと思う。
端から有罪は確定しているのだろうが、もはや一種の見せ物でしかない。
あまりに時間がかかりすぎた。

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登録日:2007年 11月 22日 02:15:35

歴史は歴史として

旧東独ベルリンの壁での射殺命令、捜査を検討

【8月15日 AFP】旧東ドイツの国境警備隊が「ベルリンの壁(Berlin Wall)」で逃亡者の射殺命令を受けていたことを示す文書が見つかった問題で、ドイツ検察当局は13日、同壁で起きた死亡事件について新たに犯罪捜査を開始することを検討中だと発表した。
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(c)AFP

AFPBB News


事実に基づいて議論なり評価をするのが歴史です。
例えば「南京大虐殺」はあったのかなかったのかということが、歴史でなく政治になってしまっていることを思えば、犯罪捜査という形ではあるけれどもベルリンの壁でのできごとはずっとまともな扱いがされているように思います。
もっとも、旧東ドイツ(ドイツ民主共和国)が旧西ドイツ(ドイツ連邦共和国)に飲み込まれて一つの国家になったという「事実」があったからこそ、射殺命令(書)が実在したことが今回公にされたのであり、国家間の歴史対立とは同次元では語れないとは思います。
それに、射殺命令(書)があったかどうかなんて恐らくとうの昔にわかっていたことでしょうから、何故今なのか、何故歴史研究でなくて犯罪捜査なのかといった点では、政治の臭いがしないでもありません。

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登録日:2007年 08月 18日 02:06:22

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