ヒラリー苦戦の背景でベビーブマーが政治的に覚めている
【1月7日 AFP】米大統領選の民主党候補者指名争いを展開中のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)上院議員が6日、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領の人となりを「旧ソ連国家保安委員会(KGB)出身者らしく、心がない」と評した。
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(c)AFP
ヒラリーはアイオア州でオバマに敗北した。メディア報道によると、アイオア州は保守的な土地柄で、人口の約9割が白人とのこと。そこでアフリカ系アメリカンのオバマが勝利したのに米国民も驚いているようだ。
党員集会の仕組みも面白い。学校などの公共施設に集まり、最初に支持者毎にグループを作る。15%の人数が集まらないと、脱落。グループの順位が決まると、今度は説得、引き抜きを始める。女の子がボーイフレンドの手をとって、オバマ陣営に連れて行ったりと、良い意味で米国の草の根民主主義。
ヒラリーは、夫の元大統領を同行して選挙戦を戦っている。ヒラリーが大統領になると、ブッシュ、クリントン、ブッシュそしてクリントンと二つの家族が王朝のように大統領職を独占する。これはマイナスイメージとして効いているのかもしれない。
民主党で党員集会に集まった人数は前回の約二倍。特に無党派層、それも若い人が多かったとか。初めて党員登録した人も、民主、共和ともに増えたそうだ。ヒラリーとクリントンは、ベビーブーマー世代。若者からすると、もう旧世代なのだろう。ベビーブーマー世代自身も、もしかすると、政治的に熱くなっていないのかも。そうなると、ヒラリーは辛い。
どちらが勝利しようと、いずれにしろ、初の女性大統領、初のアフリカ系アメリカンの大統領。ここまで明らかなアメリカの「変化」はないだろう。
変化は歓迎すべきだが、大統領は、米軍の最高司令官。ブッシュとは違う形で世界中に理念の押しつけをするかもしれない。それでも、ここまでの「変化」の可能性は、我が国の現状と比較しても大きな希望に映る。
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登録日:2008年 01月 07日 19:42:54
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