余裕をもってディベートしたヒラリーとオバマ
【2月1日 AFP】米大統領選挙で民主党の指名候補争いを繰り広げるヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)、バラク・オバマ(Barack Obama)両上院議員は1月31日、カリフォルニア(California)州で、初の一対一の討論会を行った。
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(c)AFP/Jitendra Joshi
前日の共和党のディベートは、同じロスでも、レーガン記念館(The Ronald Reagan Presidential Library & Museum)で行われた。背後には、大統領専用機のエアフォースワンが置かれていた。マケイン、ロムニー共に、ことさらレーガンへのリスベクトを表明、この段階でかつてのレーガンの威光にすがりたいのだとすると、米国の人たちの置かれている現状からは浮いている。
日本時間で2月1日午後、民主党のディベートが行われたのは毎年、アカデミー賞の授賞式コダック・シアター(Kodak Theatre}。この選択だけでも、すでに余裕が感じられる。
マケインは相変わらず米軍の最高司令官の資質の有無をロムニーに迫り、ロムニーは共和党内にある一匹狼マケインへの嫌悪感を煽っていた。ロムニーは、以前、妊娠中絶に反対しないと発言した。その映像もCNNで繰り返し流される。マケインはその点を捉えて、真の保守派であれば、そんな発言はしないし、ころころと発言内容を変えるロムニーを非難した。いずれにしろ、後ろ向きのディベートとの感は否めない。
それに反してヒラリーとオバマは、民主党が勝利するとの自信を明らかにした。最も印象的だったのは、いずれにしろ、次の大統領は、アフリカ系アメリカンか女性となる。これこそが変化であると....。
前回のように、殴り合いのような言葉のやりとりはなかった。保険制度、不法移民、イラク問題、それぞれに具体的な政策を語った。内実は厳しい権力闘争。ただし共和党が不戦敗のような現状の中、二人は時折、微笑みながら、この写真にあるように、抱擁でもするかのように、お互いへのリスベクトも演出していた。
予備選が進む中で、我が国への対応もやがて語られるだろう。民主党は伝統的に大きな政府、保護主義的な政策をとる。与野党のねじれ現象で、政策決定が遅れると、あの二人はかなり強敵となるだろう。この国の変化はまだ見られない。
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登録日:2008年 02月 01日 17:19:58
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