今回はラサからの映像がまだ放映されていない
【3月30日 AFP】インド北部ダラムサラ(Dharamshala)に拠点を置くチベット亡命政府は29日、中国チベット(Tibet)自治区ラサ(Lhasa)で新たな抗議デモがあったと発表した。
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(c)AFP
やはり強圧的な押さえ込みは無理なのかもしれない。限られた報道関係者などをラサに入れたが、その対応はできレースだった様子。これら人権問題には距離をとることの多い我が国の公使さえ、「中国政府の示した事実は一部分」とニュースで語っていた。
聖火リレーも中国国外のルートに入る。妨害行動が起こっても、国内のようには規制できないだろうし、そのルートを管理する他国も対応に苦慮するだろう。
ラサ報道の映像には、チベット族の人々が漢族の商店を焼き打ちするなどの映像が主に流された。中国政府の思惑としては当然の成り行きだった。
一方で、この思惑は全く別の問題を喚起するリスクがある。以前、大規模な反日運動が起こった際、その背後には「反日」を装った政府批判が隠されていた。
今回のチベット族に対する反感を煽ることで、漢族のナショナリズムをいたずらに刺激し、それが政府批判を内包して、更に複雑な様相を呈する可能性も考えられる。そんな事態となれば、チベット問題は、国内問題とリンクし、オリンピックどころではなくなるかもしれないからだ。
すでに中国を抜きにして世界経済は機能しない。どのように中国のカントリーリスクを軽減し、諸問題を軟着陸させるのか。中国だけでなく、その他、さまざまな政府の対応が試されている。
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登録日:2008年 03月 30日 20:30:50
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