社会システムの脆さが地震によって露呈したともいえる

中国大地震、死者数万人規模の恐れ

【5月13日 AFP】(一部更新、写真追加)中国南西部を襲った四川(Sichuan)省を震源とする大地震で、国営新華社(Xinhua)通信は13日、死者数が四川省だけで1万2000人を超えたと報じた。

 また、中国外務省の秦剛(Qin Gang)報道官の発表によると、現在のところ外国人の死者・負傷者は報告されていないという。(c)AFP

AFPBB News


 ミャンマーのサイクロンに続き、中国内陸部での大地震発生。世界は一時の猶予もなく、激動し続けている。
 最も被害が大きかった地域には、チベット族などの少数民族が暮らしている。あの暴動でチベット族には政府への不信感が渦巻いており、この地震被害への対応を誤ると、事態は更に悪化するかも知れない。

 報道によると、これほど被害が広がったのは、耐震対策も一切、施されていない煉瓦造りの建物に多くの人が住んでいたからだという。年率10%にも及ぶ経済成長を続け、豊かさを謳歌しているとのイメージが強かったが、地震対策など、それら民政施策は後回しになっていたわけだ。

 チベット問題、そして大地震の発生。それらがなければ、2008年は中国にとって北京オリンピック成功の年として記憶されたはずだ。しかし、まだまだ中国の社会システムが脆弱なことが露呈してしまった。それでも中国との相互依存はあらゆる分野に及んでいる。立場を超えて支援の輪を広げなければならないだろう。

 

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登録日:2008年 05月 13日 19:15:19

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