支援物資の隠匿も始めたミャンマー軍事政権
【5月14日 AFP】ミャンマーのラジオ国営放送は13日、同国を直撃した大型サイクロン「ナルギス(Nargis)」による死者は3万4273人に上り、行方不明者は2万7836人だと報じた。
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(c)AFP
CNNなどの報道によると、ミャンマー軍事政権は、諸外国から提供された支援物資を横流し、陰徳し始めたという。その手法も酷いもので、栄養価の高いビスケットなどを中心に隠匿しているそうだ。
諸外国からの人的支援はいぜんとして受け入れていない。そんな中、首都ヤンゴンから食料や水を自発的に運んできたビジネスマンが紹介されていた。軍事政権からの迫害を恐れ、そのビジネスマンは名前もあかせず、更に顔にもモザイクを入れての登場だった。
軍事政権の無策はビルマ国民の間に伝播している。このビジネスマンのように民間による支援が始まっている。農村部の惨状を見るに見かねて、会社内で募金を募り、120ドル分の食料や水を運んできたとのことだった。
専制的な軍事政権の常套手段だが、都市と農村、一般民衆と学生、僧侶などの知識層の分断施策を進めていた。今回のハリケーンはビルマ国民にとって未曾有の災難だが、このケースに見られるように、国民各層はボランティア活動などによって秘密裏にネットワークを形成していくだろう。
そのネットワークはやがて起こるであろう反政府運動の中で、必ずや中核的な役割を果たす。それまでにどの位の時間が必要なのだろうか。もしかすると、あっという間に、軍事政権の命運がつきる瞬間がやってくるかもしれない。
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登録日:2008年 05月 14日 20:35:30
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