ボランティアが大結集している四川大地震の被害地
【5月18日 AFP】(一部更新、写真追加)中国・四川大地震の被災地は18日、強い雨と風に見舞われ、街中に土石流が流れ込んだほか、家屋の倒壊が予想されるなど国営メディアは悪天候による被害拡大に警戒を呼び掛けている。
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(c)AFP
テレビ朝日のニュース報道によると、四川大地震の被害地には中国国内から、続々とボランティアが結集しているという。また、寄せられた義捐金も780億円を超えたという。
背景には中国政府当局の支援が行き届かず、人々が自発的な活動をせざるを得ない状況がある。これらの動きは、今後、どのような影響を中国国内に及ぼすのだろうか。
6,000を超える学校施設が倒壊した。耐震性を考慮しない手抜き工事も指摘されている。利権がらみの地方の役人の汚職もあるとか。
そんな人々の不満は表面化し、外国の報道機関のインタビューで、堂々と問題を訴えている。「役人には水を渡すな」と...。当局も本音では規制したいのだろうが、余裕もないに違いない。それ以前に、ここで強圧的に不満を抑えると、更に不満が高まり、治安悪化も懸念される。
ビルマでも同様のことが起こっている。まずは今は生き抜くこと。ボランティア活動は一種の自立組織のようにネットワークとして機能し、このような状況では、一種の治外法権的なものともなる。その段階が終わった時、人々の中に、国家とはあてにならないこともあるとの記憶が刻み込まれる。
我が国でも敗戦直後、妙な解放感のようなものを感じたと聞いたことがある。国家の行政組織は機能せず、食料の買い出しから、住むところの確保まで、自ら行わざるを得なかったそうだ。国家権力の空白。その記憶は、国家は自明のものとして存在するのではなく、距離をとってもよいのだという驚きにも繋がったという。
後に歴史を振り返ると、2008年のビルマと中国での大災害は、何かのターニングポイントとして記録されるかも知れない。
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登録日:2008年 05月 18日 13:00:41
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