敵味方入り組んでの中東和平交渉は実るのか
【5月22日 AFP】イスラエル・シリア両政府は21日、中断していた和平交渉をトルコ政府の仲介で再開していたことを明らかにした。
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(c)AFP/Charly Wegman
レバノンで与野党間で和平交渉が始まったと思ったら、シリアとイスラエル間でも交渉が始まった。この仲介者は、何とトルコだ。誰が敵か、味方かもわからないような複雑な中東情勢。敵の敵は味方か....。
この一連のドミノ倒しのような和平への動きは、不思議なアイロニーを含んでいる。空気の読めないブッシュは中東から戻ったが、それを待っていたようなタイミング。アメリカは当てにしないとの意思表示なのか、それとも政権が代わるのを見越した動きなのか。いずれにしろ、ブッシュの影響力が、限りなく「ゼロ」に近づく中での動きなのは確かだ。
イスラエルのオルメルト首相は金銭スキャンダル浮上で政権基盤が揺らいでいる。ここで和平の成果を上げたいとの思惑があったとしても、悪魔のように忌み嫌っていたシリアと交渉するとの動きは大歓迎。
トルコもEUとの関係で得点を稼ぎたいとの思惑も見え見え。敵と味方が入り組み、敵の敵が味方となり、味方が突然、敵に豹変するような状況の中で、少なくとも武力行使だけは避けるとの合意をしてほしい。
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登録日:2008年 05月 22日 11:31:52
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