アパルトヘイトの呪縛に再び、絡め取られてはいけない

南ア暴動、ケープタウンなど各地に拡大 ヨハネスブルクは沈静化

【5月24日 AFP】南アフリカのヨハネスブルク(Johannesburg)などで発生しているアフリカ諸国からの移民に対する暴力行為が23日、南部ケープタウン(Cape Town)ほか各地に広がっている。
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(c)AFP/Adam Plowright

AFPBB News


 2008年、ネルソン・マンデラの生誕90年を迎えた。悪名高いアパルトヘイト政策、人種登録法、原住民土地法、集団地域法などが正式に撤廃されたのは1990年6月、1994年4月には、南アフリカ史上初の全人種参加選挙が実施され、ANC(アフリカ民族会議)勝利し、マンデラは大統領に就任。それから15年近くがたった。

 アパルトヘイト政策は社会構造の中に深く刻み込まれていた。その政策を支える法律などは正式に撤廃されても、余りにも、狡猾で、構造的な政策であったため、かつての支配層と一般大衆との間の格差は残ったままとなった。

 アパルトヘイト政策撤廃により諸外国は経済制裁をやめ、南アフリカは経済的にも発展した。一方で、その発展を支えたのが、他の貧しいアフリカ諸国からやってきた移民たちだった。ここでも貧しいもの同士が対立を深めている。

 南アフリカの人々には、北アイルランド紛争集結の際、そのモデルともなった真実和解委員会の理念を再度、思い起こし、武力による対立だけはさけてもらいたい。そうでないと、アパルトヘイトの呪縛に再び、絡め取られることになる。

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登録日:2008年 05月 24日 17:09:32

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1951年04月01日
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樋口一希(Kazuki Higuchi)
建築ジャーナリスト・ライター・エディター
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