私もガラスの天井を砕けると共和党副大統領候補のペイリン氏

<08米大統領選挙>共和党の副大統領候補はアラスカ州知事のペイリン氏

【8月30日 AFP】(一部更新)米大統領選挙で共和党の大統領候補に指名されるジョン・マケイン(John McCain)上院議員は副大統領候補に米アラスカ(Alaska)州初の女性知事であるサラ・ペイリン(Sarah Palin)氏(44)を指名することが明らかになった。マケイン陣営が29日、声明を出して確認した。

 この声明は「マケイン上院議員は本日、アラスカ州知事サラ・ペイリン氏を副大統領候補に選んだと発表した。ペイリン知事はその職務を通して大統領になる準備ができていることを示した」としている。(c)AFP

AFPBB News


 民主党の党大会もCNNのライブで観た。オバマ支持を明確にし、投票打ち切りの道議を提出したヒラリー氏。クリントン氏も登壇し、オバマ氏への支持を明らかとした。莫大な資金による政治ショー。真打ちのオバマ氏は、かつてのキング牧師のワシントンでの演説の日に登場した。

 この国の政治状況とは余りにもかけ離れており、一面で、アメリカの底知れない恐ろしさも感じる。あの国は、やる時はやるのだと....。

 そして共和党の党大会前のマケイン集会もCNNで観た。すると見知らぬ女性が勢いよく演説していた。サラ・ペイリン氏。説明字幕には副大統領候補とあった。

 米国の中央政界では無名。共和党のアラスカ州知事。44歳。全米ライフル協会の終身会員で、妊娠中絶、同性愛結婚反対、イラクからは米軍の勝利なしに撤退はありえないとの主張。

 各メディアの論説では、一匹狼なところがマケインと似ていると。マケイン氏は賭に出たのだと思う。ヒラリーではなく、労働者階級出身とはいえ、ワシントンのインサイダーであるバイデン氏を選んだオバマ氏。こちらは女性、しかもオバマ氏よりも若く、ワシントンから遠いペイリン氏。

 ペイリン氏はヒラリー氏を明確に意識して、「(私だって)ガラスの天井を砕ける」と語った。それでもきっと女性だからというテーマに収斂はしないだろう。もうガラスの天井が問題なのではなく、彼女の登場によって、銃規制、妊娠中絶、同性愛婚、イラク問題が争点としてより明確化され、米国民は選択を迫られるからだ。

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登録日:2008年 08月 30日 16:44:03

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樋口一希(Kazuki Higuchi)
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