女性なのにマッチョな演説をしたペイリン氏

<08米大統領選挙>ペイリン氏、党大会演説でオバマ氏に挑戦状

【9月4日 AFP】(写真追加)米大統領選の共和党副大統領に指名されるサラ・ペイリン(Sarah Palin)アラスカ州知事は3日、共和党の党大会で演説する。
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(c)AFP

AFPBB News


 共和党の副大統領候補の受諾演説。ペイリン氏登場の前にマケイン氏と闘ったロムニー氏、ハッカビー氏が登場、彼女の登壇への露払いをした。

 ロムニー氏は政治の中心を東部エスタブリッシュメントからアラスカを含む「西部」側に取り戻すと語った。ハッカビー氏は妊娠中絶反対について、胎児が胎盤に着床した時に生命となると表現を和らげて語った。それらはきっとペイリン氏の演説を補強するために周到に準備されたはずだ。

 彼女は演説の中で強い保守色は出さなかった。それは無党派層、民主党のヒラリー支持者の女性たちを視野に入れたものだったと思う。

 特に、ワシントンに入っても決してこれまでのようなインサイダーにはならないと強調した。それは一匹狼として活動してきたマケイン氏と同じ価値観を共有しているからであり、政治の中心を「東部」から「西部」に取り戻すと....。

 彼女とマケイン氏とのコンビは共和党主流からはかけ離れている。そんな非主流を正副大統領候補として選ばなければならなかった共和党は賭けに出たと考えられる。

 彼女もハノイヒルトンでのマケイン氏の経験を繰り返し語った。床を引きずられ拷問を受け、独房に戻る時には、笑顔で親指を立て、仲間達に大丈夫だと示したと。この逸話が繰り返されるのには、ベトナム戦争とは何だったのかと強い違和感を覚える。アメリカ本土から遠く離れたアジアの小国にまでわざわざ出かけ、圧倒的な物量で爆撃を行ったの誰なのか。マケインの逸話には、もう一方の当事者であるベトナムの人々の姿は一切、見えない。

 彼女の長男はもうすぐイラクに赴任するという。そこで何が起こっているのかを見てくるはずだ。母親の信じる理念がイラクで実現しているのか。

 そういえばこんな女の子がクラスにいたなという印象。美人で勉強もスポーツもできて、いつも正しいことをいっている。男の子はいつもやりこまれてしまう。彼女はアメリカの男性が潜在的な好むマッチョを演じた。

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登録日:2008年 09月 04日 12:35:57

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1951年04月01日
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樋口一希(Kazuki Higuchi)
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