殺し合いを扇動していたジンバブエの二人が握手できるならば
【9月15日 AFP】大統領選挙の結果をめぐり激しい対立が続いていたジンバブエの与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU-PF) と、野党・民主変革運動(Movement for Democratic Change、MDC)が15日、首都ハラレ(Harare)で、連立政権樹立に合意する文書に調印した。
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(c)AFP/Fanuel Jongwe
このような妥協以外に解決への道はなかったのに、遅ればせながらという思いが強い。かつてはアフリカの中でも優良国といわれていたジンバブエ。独立の英雄として国民からも尊敬を集めていたムガベ大統領。権力は致し方なく腐敗してしまうのか。
政情不安から投資も滞り、経済システムは崩壊、想像もできないほどのハイパーインフレに見舞われている。大統領選挙を巡り、両陣営は暴力に訴え、多くの死者も出た。国連の前事務総長のアナン氏などの仲介努力もあったが、何故、もっと早めに平和的な協議ができなかったのか。いつも被害者は、そこに暮らす普通の人々だ。
権力のほぼ全てを独占していたムガベ大統領。連立政権では閣僚の多くを野党・民主変革運動側に渡すとのこと。一方で、報道では詳しい権力分担の内実は聞こえてこない。
最も危惧するのは、軍を誰が握り、暴力をいかにコントロールするかが明らかでないことだ。遠く離れたジンバブエ。この国での日々の生活には直接、関わりはないが、それでも、どれだけ話し合いに時間がかかろうとも、民主主義がどれだけ面倒なものでも、「暴力は駄目」だ。
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登録日:2008年 09月 16日 12:52:15
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