パキスタン、越境米軍への攻撃も辞さず
パキスタン・南ワジリスタンでミサイル攻撃、5人が死亡 米軍によるものか
【9月18日 AFP】パキスタンの、アフガニスタンとの国境に近い部族地域、南ワジリスタン(South Waziristan)のBaghar Cheenaで17日、米軍の無人機とみられる航空機が発射したミサイルが住宅を直撃、少なくとも5人が死亡した。
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(c)AFP/S
表面的にはまだパキスタン政府は米国との同盟関係を維持しているが、事前通告、承認なしに米軍がパキスタンへの越境攻撃をした場合には、米軍への攻撃も辞さずと現場の指揮官に命令したと複数メディアが報じている。
民主党の大統領候補のオバマはイラクからの撤退後もテロとの主戦場はアフガニスタンだと表明しているが、勢力を盛り返しつつあるといわれるタリバンはアフガニスタンとパキスタンの国境を地元部族などとの連携で自由に行き来している。すると、オバマの標榜するテロとの闘いはパキスタンとの関係の変化の中で極めて困難なものとなる。
すでにオバマの標榜している「テロとの闘い」との考え方も崩壊しているのではないだろうか。米国式の民主主義を原理的にイスラム諸国に押し付ける。パレスチナではダブルスタンダードを続けている。リビアを訪問したライスはカダフィに対して「米国に永遠の敵はいない」といい切ったが、言葉を変えれば米国に恭順するとの条件下でのことだ。
パキスタンは米国との同盟の中で、これも米国のダブルスタンダードで核保有国となった。パキスタンはどの方向に向かうのか極めて不透明となった状況下、タリバンとアルカイダは核兵器の奪取に動いているという。恐怖のシナリオだが、そんな事態が現出すれば、米国がパキスタンの核保有を黙認したことが最大の禍根となるだろう。
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登録日:2008年 09月 18日 23:31:16
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