やはりブッシュ政権のあり様がマケイン低迷に決定的な影響を与えているのか

経済問題で論戦、米大統領選両候補の第2回討論会

【10月8日 AFP】米大統領選の共和党候補ジョン・マケイン(John McCain)上院議員と民主党候補バラク・オバマ(Barack Obama)上院議員は7日、米テネシー(Tennesse)州ナッシュビル(Nashville)で2回目の討論会を行った。
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(c)AFP/Stephen Collinson

AFPBB News


 第2回目の討論会をCNNで観た。最後にはオバマ、マケイン両氏は笑顔でエールを送ったが、そろそろ勝負が見えつつあるように感じた。それはマケイン氏の苛立ちの表情が際だっていたからだ。

 その背景には自らはワシントンの一匹狼だと語ろうと、ブッシュ政権との距離の取り方が難しい局面を迎えているからだ。彼は確かに民主党と共同で法案を成立させたりするなど共和党の中でもアウトサイダーだった。それでも現共和党政権のブッシュと決別することはできない。

 今回のリーマンショックに続く、議会での公的資金投入の法案可決に共和党下院が迷走したようにすでにブッシュ政権はレームダック状態を通り過ぎ、崩壊したといってよいだろう。ブッシュ政権と敵対する勢力はそれを見透かしているかのような行動をとっている。唯一の外交的成果としたかった北朝鮮との関係改善も、ヒル氏がピョンヤンを訪問しても何の成果も報じられない。すでに時間切れとなったと考えざるを得ない。

 これは遠く離れた島国の一個人の予想だが、残された一ヶ月間の大統領の中で、オバマ、マケイン両氏が語るであろうことがある。それはイラクからの撤退の前倒しの表明だ。

 リーマンの経営陣が公聴会に呼ばれ、巨額な報酬を得ていたのがやり玉に挙げられた。公的救済が行われたその時にAIG幹部は西海岸で豪勢な会合を開いたのも表面化した。75兆円の公的資金。米国民一人当たり20数万円の負担だという。

 何故、イラクからの撤退表明が行われる可能性があるのか。それは「金」だ。イラクでは月々100億ドルの戦費を浪費している。すでに米国には、イラクでの
戦争を続ける余力がないのではないか。イラクでパンドラの箱を開けてしまった米国。もうなりふり構わず、イラクの混乱はそのままに米国は逃げ出す準備を密かに始めているようにも考えられる。

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登録日:2008年 10月 08日 19:30:27

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1951年04月01日
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樋口一希(Kazuki Higuchi)
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