カテゴリー [国内政治]

恐怖すら感じた前松本復興担当相の発言


 ニュースで彼の発言を聞いた時、文字通り、耳を疑った。本当に、今、この時を、共に生きている「人」の言葉なのかと。本音を言えば、耳を疑ったどころではなく、また心が痛かっただけでなく、恐怖すら感じた。ここまで人は言葉を刃にできるのだと。

 代議士は、我々、主権者である国民から「代議(士)を託されているだけだ。託されるべき存在でなくなれば、ただの人となる。彼らを選び、先生と謙ってきた我々も悪いのだが、ここにきて民主党というだけでなく、永田町に巣食う先生たちの正体が最高度に明らかとなった。3.11の衝撃以上に、今回のそれは大きかった。もうやはり何かは終わったのだ。それを肝に銘じて歩いて行かざるをえない。

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登録日:2011年 07月 06日 23:24:46

見飽きてしまったとの思いが強い


 菅首相も他の民主党の面々も、衆議院は任期いっぱい務め、選挙にしたいようだ。今、選挙すれば、ほぼぼろ負けが見えているからだろう。ここに登場した方々。自民党よりは少しはましだったのか。というよりも、少し見飽きてしまったのだ。

 とても難しいのはわかっているが、目からウロコという変化を提示しないとなかなか復活はないだろう。そして次の展望を見せられないと、見飽きてしまった感は拭えない。

 永田町の回りを仕事で歩いていても、あの周辺だけは霞がかかったように別世界だ。代議士として国民から委託されているのに、一度でも先生と呼ばれ、そう思った瞬間に終わっている。先生とは、せいぜい「先に生まれた者」程度にしておいて欲しい。

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登録日:2011年 06月 10日 19:53:05

菅首相の登場とは何だったのか


 民主党が政権交代を果たした時も、菅首相が登場した時も、メディアが騒ぐほどのことではないと思っていた。確かに旧態依然たる自民党よりは新しい試みを明らかにし、変化は感じたが、市井の水準にようやく近づきつつあると思った程度だった。

 昨年、小沢外しを明確にする中で、菅首相は代表選を勝ち抜き、首相となった。そして約一年が経過し、身内からも早期退陣を迫られている。彼の思いを百歩下がって慮ると、「いったい何が起こっているのか」「味方はもういないのか」ということだろうか。

 仕方がないのだと思う。民主党は不明朗な手続きで政治資金を蓄え、私兵を自分の回りにかき集めている小沢氏と、「お坊ちゃんで詰めが甘い」といいながら、莫大な資金を動かし、民主党を作った(と思っている)鳩山氏の牙城なのだ。
 管氏は長い政治的な経験の中で、そのことに気が付き、自身の居場所は最初からなかったのかもしれないと思い始めている。

 もうすぐ退陣するだろう。決して皮肉ではなく、もう一度、残されたお遍路道を歩き、自身の居場所に立ち返ってほしい。もう民主党には戻らないのがよいと思う。

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登録日:2011年 06月 08日 21:36:41

いつかこんな日が来ると思っていた谷亮子の出馬


 報道を通してしか知らないし、別に個人的に「柔ちゃん」に恨みも何もない。ただ、彼女のこれまでの姿を見ていたら、いつかこんな日が来ると思っていた。永年にわたりトップアスリートとして活躍するためには、凡人では想像もつかないような切磋琢磨を続けているはずだ。

 トヨタというトップ企業に就職し、しっかりと伴侶も見つけて、子供ももうけている。私的な生活は垣間見ることもできないが、報道などで知る公的な姿は余りにも完璧すぎる。そんな彼女を「道徳」の見本のようにして、自民党がいつか担ぎ出し、やがて橋本聖子のような経歴を辿るのではないかと思っていた。
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登録日:2010年 05月 11日 17:31:30

天安門の戦車が思い起こすもの


 中国は建国60周年を盛大に祝った。格差の拡大が危惧されているが、全体的には経済的に豊かになり、少なくともかつてのように13億人の人々の食べることへの心配はなくなった。

 10年ぶりに行われた軍事パレード。テレビ報道では軍事費が8兆数千億円としていたが、米国防総省の2008年の報告書「中国の軍事力」では実際には1,400億ドル=約14兆円と試算している。中国政府は自衛のためだと称しているが、この強大な軍事力は何のためなのだろうか。

 天安門の戦車。1989年6月4日、あの日の出来事を思い出す。人民の軍隊、人民解放軍は人民に銃口を向けた。10数億の民を束ねるためには、どのような混乱も許してはならない。果たしてそうなのだろうか。

 経済発展で人々の思いは変化していく。今のところは事を荒立てない。そんなバランス感覚の中で生活しているに違いない。しかし、そこには権力との間にある種の緊張感もあるはずだ。建国60周年、そして天安門から20周年。嵐の前の静けさのような不気味さも内包している。

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登録日:2009年 10月 01日 23:21:30

その勢いはすでに終盤戦?!(衆院選)

民主党支持率40%に、日経世論調査

【7月23日 AFP】日本経済新聞(Nikkei)が23日に発表した世論調査で、民主党の支持率が自民党を10ポイント上回った。
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(c)AFP

AFPBB News


 同居していた義母は4年前に亡くなったが、現在、与党を構成している一方の政党を支持している組織の熱心な信者だった。存命中は、車椅子での移動となっても、選挙があると、地区の役員を名乗る女性が訪ねてきて、投票所まで同行していた。これでは緻密なデータ+票割りと合わせて、全員当選するはずだと、いつも驚かされた。

 そして8月30日に向けて(だと思うが)、すでに義母はいないにも関わらず、その役員の方が訪ねてきた。決して選挙の話しはいない。京都出身の義母を偲んでと、その地の特産品をもってきた。小沢氏がいう「ドブ板」以上の「ローラー作戦」。民主党も勝つつもりならば、相当、覚悟しないと、うっちゃりもあるかもしれない。

 そして、近くの時間貸し駐車場には、今回、自民党よりも多くの立候補者を擁立している幸福何とか党の宣伝カーがとまっている。資金はどこからくるのか。その組織のトップの書籍はいつもベストセラー。としても、その印税だけではまかなえない。駅前でも、頻繁に演説している。この政党への投票は、他のどの政党に影響を与えるのか。

 勿論、彼ら候補者にも被選挙権はある。一方で、比例区で一人でも当選すればと考えると、少しばかり....妙な感覚を覚えるだろう。

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登録日:2009年 07月 23日 22:38:12

両院議員懇談会への違和感

衆議院解散、総選挙は8月30日に投開票

【7月21日 AFP】(一部更新、写真追加)衆議院は21日午後に開かれた本会議で解散された。
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(c)AFP

AFPBB News


 公開、非公開でもめていた自民党の両院議員懇談会。麻生首相の英断で公開となったとメディアは報じた。英断という程、大げさでなく、国民の負託を受けている「代議」としての立場を認識すれば公開は当然なのだが。

 冒頭、麻生首相は自らのここ一連の対応策について陳謝し、総裁選前倒しを画策していた方々も、それを受け、一致団結と相成った。首謀者の一人は彼と握手までしていた。巷間いわれるように、公認されるか否かが死活問題であり、あっさりと矛を収めたわけだ。

 懇談会の雰囲気は異様だった。あそこまで熱くなるのは異様だ。強すぎる使命感、責任感はブレると、その振幅も大きい。かつて街頭でビラを配っていた時、「雨がふるとやっているな」という妙な感覚に襲われるのを、我ながら笑ってしまったことがあった。政治とは、国民のゴタゴタを解決するためのもの。本来は政治などなければよいもの。そこに、あれ程、熱くなれるのは、どこかおかしいとの内省がないと、決して愚衆ではなく、適度に冷めている国民からはどんどんと乖離していく。

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登録日:2009年 07月 21日 22:55:30

民主党の最大の敵は「政権交代」への不安か

衆院選、自民大敗の予想 世論調査

【7月20日 AFP】21日に衆院解散を控えるなか、20日に発表された各世論調査では、衆院選での自民党大敗を予想させる結果が出た。
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(c)AFP

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 麻生氏登場の際には、どこに根拠があるのかも明示せず、「国民的人気が高い」と持ち上げ、最後になるに違いないサミット参加でも「得意の外交」でと報じているメディアも最近では次回選挙での自民党の惨敗を予想している。

 民主党代表の鳩山氏の「故人献金」問題もあまり障害にはならないようだ。それはそれとして、一度、変えてみようとの意識が強いようだ。実際には8月30日までに再び、民主党にスキャンダルが起こらないとは限らないが、それもきっと大きな影響は与えないだろう。

 それよりも、民主党にとって最大の敵は、この国の国民が本格的な「政権交代」を経験したことがないこと。そこには縛した不安が付きまとう。それでも今回ばかりは、それも大きな問題とはならないだろう。

 黒塗りに乗っている永田町の「先生」たとのことだから、自民だろうと、民主だろうと、そう大きな変化はすぐには起こらないだろう。それでももう変わって欲しいのだ。

 55年体制。自民党という鏡に映っていた絶対に政権がとれない社会党。その社会党は、こともあろうか、自民党と連立政権を組んだ村山内閣の誤謬に端を発し、崩壊した。一方の自民党は社会党を出汁にし、公明党を支え棒とし、小泉氏の奇策で今まで生き延びてきた。そして今回の選挙で、いよいよもう一方の55年体制の残滓となりそうだ。これでようやく55年体制は終わり、政治の世界での戦後が終わることとなる。

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登録日:2009年 07月 20日 22:34:13

ここは一度は変えてみようということが

内閣不信任案と問責案を提出、野党4党

【7月13日 AFP】前日投開票された東京都議選で都議会第1党となった民主党ほか野党3党は13日、衆院に内閣不信任決議案を提出した。

 08年9月の麻生太郎(Taro Aso)首相就任以来、不信任決議案が提出されたのは初めてだが、与党が多数を占める衆院で否決される見込み。

 また、野党は同日、参院に首相問責決議案も共同提出した。

 提出を受け、4党は一切の法案審議を拒否し、同日首相が決定した8月30日よりも前の衆院選日程を求め、圧力をかける方針。(c)AFP

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 昨日の東京都議選。投票率は期日前投票も加えて54.49%。前回の43.99%を大幅に上回ったと各紙は報じた。近くの小学校が投票所だったが、確かに前回と異なり、人の流れは途絶えず、夕方になっても続々と投票所の中に人々は入っていった。感覚的なものだが、老人、そして若者が多かったように思う。

 投票を通じて政治に参加する。その機会は余りにも頻度が少なく、民意の表明は限定されている。こちらにも課題はある。どうせ変わらないし、人ごとのよう....。マニュフェスト選挙がいわれて久しいが、今後は、政策毎に自身の判断を行うべきだろう。

 近々、衆議院選も行われる。今回、都議となった方々にも、そして代議士となる方々にも、肝に銘じて欲しいことがある。あくまでも「代議」であるのを忘れないで欲しいこと。「先生」と呼ばれるのに違和感をもって欲しいこと。時には黒塗りでの移動だけでなく、パスをもっていても、切符(スイカやパスモでもいいので)を買って移動して欲しいこと。それで手当てをもらっているのだから、そんな風に、向こうからも近づいて欲しいこと。きれい事+歯の浮いたようなセリフだと、プイと横を向くかもしれないのだが。

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登録日:2009年 07月 13日 20:45:15

寄り合い所帯の政権で危険性は高まった

ネタニヤフ連立政権が発足、イスラエル

【4月1日 AFP】イスラエル国会は3月31日、右派リクード(Likud)のベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)党首(59)率いる連立政権の発足の是非を問う信任投票を行い、賛成多数で承認した。
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(c)AFP/Patrick Moser

AFPBB News


 アフガニスタン支援のための国際会議で、米国のヒラリーはイランへの歩み寄りをみせた。核問題にはふれなかったが、イラクにとっても、隣国アフガニスタンからの流れ込む麻薬は大問題で、その点では米国と利害が一致したからだ。

 これら地域と密接に関連する中東でも、同じように利害は輻輳している。異なる利害をぶつけ合うのではなく、ましてや暴力で対応するのではなく、まずは一致点を探る。それ以外に、先に進む方法はない。
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登録日:2009年 04月 01日 21:35:27

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プロフィール
Kazu
(男)
1951年04月01日
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樋口一希(Kazuki Higuchi)
建築ジャーナリスト・ライター・エディター
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