2006年 05月

府教委の体質

5月議会の一般質問で、府立高津高校校長辞職に至る経緯の中で、府教委の対応は公平で適切なものであったか、議員団の意向を受けて教育長に質しました(質問はインターネット録画中継でご覧いただけますhttp://www.pref.osaka.jp/osaka-pref/gikai/cyuukei/index.html)。
答弁内容は①現場の混乱を回避するためやむを得ない選択だった、②人権救済申し立ての事実関係は現在聞き取り調査中、というもので、府教委の対応、判断の正しさを裏付ける中身は何もありません。
むしろ、教育長、教育監の恣意的な判断という疑いが深まります。
そもそもの人権救済申し立てが、木村・前校長の黒白を完全には明らかにできない場合、申立人に対する処分と木村氏の名誉回復はどうなされるのかという問題とともに、今後、教育文化委員会等での議論を通じ、明らかにさせて行きたいと思います。

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登録日:2006年 05月 27日 15:15:26

質問作成中

議員団の意向を受けて、大阪府立高津高校の民間人校長退職事件を取上げることになりました。このため、当初考えていた「大阪府政の構造改革」に関する質問はかなり割愛せざるを得ません。もっとも、教育長に対する質問は、23日に開かれる予定の教育文化委員会での遣り取りを見てからでないと作成できませんので、時間配分も決まりません。20分の質問時間で、どれだけ事の本質を明らかにすることができるのか、一問一答方式をどう活用できるのか、あと72時間余りの複雑系です。

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登録日:2006年 05月 21日 23:10:14

スタンフォード大学再訪余禄②

今回の訪問の成果は、①同窓仲間のネットワークからMさん、Wさん等、日々変化し続けるシリコンバレーで活躍する新たな知己を得たこと、②「The Rise of the Creative Class」という本が、いわゆる街おこしのバイブルとなり、著者Florida教授は講演に引く手数多であること、を複数の人から教えてもらったこと、であった。

早速桑港の本屋で求めて読んでみたところ、欧米の都市を例に、何故ある都市が栄え、ある都市が停滞するのか、都市が持つ創造性、また、都市の創造性を生み出す3要因、つまり、「科学技術」、「才能」、「寛容性」をキーワードにして実証的な分析がなされている。創造性に富んだ人々が自然に集まってくる、例えばパロアルトのような街は、科学技術で一歩先を行き、多種多様な人々に寛大である。
「都市のアメニティーとエコロジー」、「産業再生」、「ガバナンス」等の問題に示唆するところは多大である。引っ張りだこむべなるかな。
知事、にぎわい創造部長には必読の書。精読後、HP「私の本棚」で再度取上げたいと思います。

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登録日:2006年 05月 14日 21:53:39

スタンフォード大学再訪余禄①

「情報通信」、「放送と通信の融合」etcテーマの研究生活から政治という別世界に足を踏み入れて約7年。自分がいた世界を7年後に訪れての感想は「今浦島」どころではない。Gates氏同様Web1.0世界に安住していたというべきか?
「放送と政治」は昔ながらのテーマであるが、①NHKを含め放送が、やがてインターネットを通して配信されうること、②俗に言う無党派層は「ロングテール」部分のおそろしく長い部分を占めていること、を考えるとき、選挙を始め集団の意思決定方法は如何にあるべきか、唸ってしまいます。

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登録日:2006年 05月 08日 00:26:21

グーグルの夢:ファイゲンバウム教授の予言

第5世代コンピュータの開発が日米で競われていた1980年代の半ば、米国側のリーダー格であったファイゲンバウム(Feigenbaum)教授に「コンピュータは今後どのように進化するか」問うたことがあった。教授は「君が図書館でkeyword検索をする(当時スタンフォード大学の図書館ではタイトル、著者、keywordで検索できるunixのシステムが開発されたばかりであった)。その結果から何冊かの本は見つかるだろう。しかし、君が一冊一冊に目を通さないことには実際に参考にしたい本かどうか判断できない。ところで、本同士が会話できる図書館を想像できるかな?あなたが探している本は私ではなくてあそこにある本かもしれないので私が聞いてみます・・・という具合に。コンピュータは単なる計算機ではなくて、自ら知能を蓄えて、自ら入出力できるように進化するだろう。」

ファイゲンバウム教授の予言は10年の後、ヤフー、アマゾン等の登場により現実のものになりつつあったが、グーグルはそれを現実以上のものに変えてしまった。いわゆるWeb2.0という世界を切り拓き、梅田望夫氏の言葉を借りると「ネットのあちら側」に巨大なバーチャル経済圏を創造しつつあるからだ。

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登録日:2006年 05月 03日 21:44:16

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プロフィール
浅田 均
http://www.asd2a.com
大阪府議会議員。
NHK(日本放送協会)、OECD(経済協力開発機構、在パリ)を通じ「放送と通信の融合」、「情報通信」等の研究に従事。99年からは一転、府議として「行財政改革」、「地方分権」等に取組む。
京大卒。スタンフォード大院修士修了。
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