2006年 06月

あなたの意識改革なしに市政改革は完結しません、関・大阪市長殿

関・大阪市長後援会の支部総会に出席し、大いなる失望を感じたので記しておく。
出席者の殆んどは、町会長等地域振興会のお偉方で、前市長の時と殆んど変っていない。その出席者の間を、支部長に導かれ、静々と歩まれる市長ご夫妻の御姿は、まるでどこかの国の王様と后のよう。熱烈歓迎する出席者の姿が北朝鮮、或いは中国人民と重なり合う。この光景も前市長の時代のまま。(出席者を責めているのではありませんよ。クサい演出を非難しているだけです)

畏友、上山信一教授の活躍で大阪市政の改革もかなり進んだと聞く。しかし、この光景を見る限り、市政改革と言われても俄かに信じる気にはなれない。この市長に本当の意味での改革は無理とは思いませんか、上山先生。何?大阪府知事に較べたら100倍マシですと。それを言われると弱いなぁ。

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登録日:2006年 06月 30日 00:30:27

公共財とは何か、公共サービスとは何か?

議員団の意向を受け「出資法人等調査プロジェクト」を発足させました。
今日は、市町村の学校へ給食(パン、米、牛乳)を供給等している大阪府スポーツ・教育振興財団、あいりん地区で職業紹介事業等をしている(財)西成労働福祉センター、主として人権啓発事業を行っている財団法人・大阪府人権協会の3財団から事業概要等についてお話を聞かせていただきました。

はたしてそれが公共サービスと言えるのか、府が(出資、補助金等)公費を投じて事業を継続する必要があるのか。官と民の役割分担を明確にするにはどのような制度設計が必要なのか。という観点から、できるだけ多くの関係法人を調査し、団としての報告をまとめたいと思っております。

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登録日:2006年 06月 28日 23:45:58

分権・自治への道のり

スタンフォード大学の卒業(学位取得)20年を記念して当時の仲間たちが東京で集まった。卒業以来、殆んどが転職を経験している。私を含め、少ない者でも2回、多くは7回という猛者もいる。WEB2.0の世界を目指されたのだろう。チャレンジ精神やよし、である。

そんな中にあってずっと同じ職場という人たちもいる。どういうわけか殆んどが国のお役人である。中でも経済産業省(当時は通産省)の方が断トツに多い。知事の先輩、同僚、後輩に当たる人たちである。当然、保護の対象となるような個人情報も聞かせてもらった。

最近テレビでよく顔を見るW大のS教授が北朝鮮の裏情報を披露されると皆がそちらに耳を傾ける。しかし、分権も、大阪も、サミットも、知事も話題としては全くの役不足である。どうすれば地方を政治のアジェンダにできるのか。日暮れて道は遠い。

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登録日:2006年 06月 19日 23:19:52

スタンフォード大学再訪余禄③

スタンフォードの報告書を書こうとして依然筆が進まない。
一つは不憫を囲うネコが仕事場を占領しているからであり、二つは昔いた頃の記憶と今回再訪のそれが截然としないからである。加えて、何事につけ、収斂せず拡散する悪い癖。
昔、夏に大掃除をしたものだが、畳の裏の古新聞を読むばかりで全く用をなさず叱責されていた父を思い出す。

今回は一にパズルであり、二に参考書籍、例えば、久米邦武編「米欧回覧実記(一)」である。

岩倉使節団が桑港に着いたのが1871年(明治4年)。一方、ユニオンパシフィック鉄道とセントラルパシフィック鉄道がプロモントリーサミットで繋がり、大陸横断鉄道が完成したのが1869年。完成して僅か2年後の大陸横断鉄道に乗る岩倉使節団。エッチングの様な絵も楽しいのよねぇ。
読み進めるうちに汽車はカリフォルニアを離れ、つまり本来の目的から離れ、、ユタ、ネヴァダから華盛頓にまで行ってしまう。
しかし止められない。

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登録日:2006年 06月 15日 00:24:45

我なお生きてあり

術後3日目にしてネコが帰還した。
手術後の傷をなめないように、首から円錐状の器具を付けられ一見信楽焼きのタヌキのような滑稽な姿である。しかし、手術跡を見ると笑うこともできない。歩くたびにどこかにぶつかる。出血も完全には止まらない。抜糸まで気が抜けない。

ところで、前回のパズルは意外に好評で、コメントの他にも沢山の回答がメールで寄せられました。正解は2回です。

調子に乗ってもう一問出します。今回の答えは簡単です。問題は答えるまでの時間です。10秒以内に答えてください。深田さん、津田さん。
「テニストーナメントがあって127人の選手が参加しました。126人で63試合を組合せ、残った一人は不戦勝です。2回戦では64人が32試合します。優勝が決まるまで全部で何試合することになるでしょう。」

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登録日:2006年 06月 10日 22:19:09

ネコ待つ間

ネコが入院、手術とあいなった。
4月のシリコンバレー視察の報告にいざ取り掛からんとしていた折、机の周りでやたらゴロゴロするので作業にまで至れなかったのだが、今にして思えば苦しさを訴えていたのかも知れない。そうとは知らずに邪険にしたことを悔やんでいる。
手術はうまくいったようであるが、今度はネコが周りにいなくて、また、仕事にならない。

求められているテーマはスタンフォード大学についてである。スタンフォードから、ショックレー、ターマン親子、ヒューレット、パッカード、ペイジ、ブリンに至る人物列伝にしようという構想を抱いたのが悪かったのかも知れない。パズルに嵌ってしまった。

「ビリヤードの球が八個あります。一個だけ他より少し重いものがありますが、それを見分ける方法は両皿天秤に載せて較べることだけです。重い球を見つけるために天秤を使う回数で、一番少ないのは何回ですか。」

正解だったらすぐに原稿を仕上げますよ、馬場さん。

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登録日:2006年 06月 08日 00:08:12

精神性の弱体化或いは退廃

府立高校民間人校長の辞職に関し、指摘したいことが二点ある。
一点は校長辞職に至るまでの府教委の対応であり、これは五月議会一般質問である程度質した。
もう一点は、人権救済を申し出た10人の教諭の言い分である。
この人たちによると「顔も見たくない人の顔が見える」ことがモラルハラスメントなのだ。
そもそも、モラルハラスメントなどという耳慣れない外来の概念を自らの主張の正当性の盾にしていること自体が精神性の弱さを示すものではないのか。
学校とは人格と人格のぶつかり合いの中から、共生、公論の大切さを学ぶ場ではないのか。他者を思いやることの大切さを学ぶべき場ではないのか。攻めるときは記者会見までして一方的に攻める。攻められるときは二次被害が懸念されるといって姿さえ見せない。議論が成立しない。
こういう人たちにも知識の伝達はできるのだろう。しかし、果たして教育者と言えるのだろうか、甚だ疑問である。
(こういう意見開陳すらモラルハラスメント、人権侵害と言われかねないのがこういう主張が孕むロジックの特徴です)

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登録日:2006年 06月 01日 00:08:46

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プロフィール
浅田 均
http://www.asd2a.com
大阪府議会議員。
NHK(日本放送協会)、OECD(経済協力開発機構、在パリ)を通じ「放送と通信の融合」、「情報通信」等の研究に従事。99年からは一転、府議として「行財政改革」、「地方分権」等に取組む。
京大卒。スタンフォード大院修士修了。
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