2006年 10月
ハロウィンの思い出
ハロウィン(万聖節前夜祭)からサンクスギビング(感謝祭)を経てクリスマスにかけてが北米の人たちには一番楽しい季節だと言われています。デパートの売り上げもこの期間で年間の半分以上になるとか。
ハロウィンの日は、大学でも魔女に扮した女子学生が、これまたお化けの被り物をした教授に”Trick or treat”(お菓子をくれへんかったら悪さしまっせ)。
今、政調役員会で、11月30日に予定されている会派からの知事要望をまとめる作業に入っていますが、知事に”Trick or treat”といって迫るわけには行かないのでしょうか。
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登録日:2006年 10月 31日 23:59:00
なぜ道州制なのか?
片山虎之助・自民党参議院幹事長の講演を聞きました。
私が尊敬し、その言動に注目する数少ない政治家の一人です。
分権改革推進法の話、「少なくとも地方と中央の税収は1対1にすべき・・・」。
「ええど。まあ、その通りや」。
知事の多選について、「総理大臣は議院内閣制。総理が持つ権限は大臣の任免と閣議を招集することだけ。具体的な権限は全て大臣にある。権力は分散している。ところが、首長は大統領制。すべての権限が集中する。だからアメリカの大統領でも3選は禁じられている。首長も同様にすべし」。
「ええど、ええど。その通りや。とりわけ出来の悪い知事がおるところは、そうや」。
ところが、道州制の話だけは、その通りや、とは思えません。
なるほど、片山・幹事長の選挙区である岡山県、中国地方のことを考えると、鳥取、島根、岡山、広島、山口県の5県を合わせても人口が770万人。そのために5つの広域自治体があり、それぞれの行政組織、県庁職員を抱えています。ここに道州制を導入し、行政の効率化を図ることにはそれなりの意味が見出せます。四国、九州、東北地方等には同様の理屈が当てはまるかもしれません。
しかし、近畿、関東、中部地方はどうでしようか。
近畿の場合、京都、大阪、神戸と大きな政令市が3つあるうえ、兵庫県知事は明確に道州制に反対しています。
市町村合併と同様に、進めたいところと、そうでないところが出てくるのは兵庫県の例をあげるまでもなく明らかです。どのように解決されるのでしょうか。
(それにしても何故大阪府の知事は挨拶に来るだけで大事な講演を聞こうとしないのでしょうか)
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登録日:2006年 10月 30日 23:46:08
中央対地方
第23回経済財政諮問会議の議事要旨等について発信したところ、思いがけず多くのメールを頂戴しました。地方分権について、こんなに多くの方が関心を持って下さっていることを嬉しく思うと同時に、分権の実現のために、或いは実現されるべき分権にかくも多種多様な意見があるのか、驚いてもいます。
詳細については、お約束どおり後日HPにUPしますが、一番言いたいことは、地方の自由度の拡大と言いながら、このままではそれに繋がる改革にはならない、ということです。
一つだけ例を挙げます。各都道府県の警察官の定数は事実上政令(国)によって決められています。地方の自由度は事実上ないのです。
知事が、治安の回復を最重要の政治課題とし、政令定数(約2万人)を大幅に上回る3万人の警察官を配置し治安の回復を図りたいとします。ところが、そのために必要な予算、約500億円は、財源に自由度がない限り捻出できないのです。地方の自由度を拡大するためには税源、一般財源の地方への移譲が大前提なのに、その過程が全く詳らかにはされていません。これからの議論を待つべきなのでしょうか。
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登録日:2006年 10月 29日 23:59:00
第2次分権改革の行方
地方分権改革推進法案のもとになっている第23回経済財政諮問会議の議事要旨等を読んでいます。内容に関するコメントは後日HPにup予定ですが、この会議そのものが持つ問題点を指摘しておきたいと思います。
①内閣でも国会でもない「会議」の決定を閣議了解の後法案として提出されている、②地方分権改革の枠組みを話し合う場に地方の代表が参加していない、従って③すべて供給側の論理主導である、④国土の均衡ある発展という分権前の思想に逆戻りした感さえある、⑤国が地方を管理する地財政計画に関する言及がない、従って⑥交付税制度ありきでの改革でしかない、⑦いきなり道州制議論に飛躍する。
地方分権の推進を訴えて当選したはずの国会議員が何故こういう法案に賛成するのか不思議です。
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登録日:2006年 10月 28日 23:58:40
市政改革
城東区地域振興会の総会に出席した。
いつもながら不思議に思うのは、主催者が地域振興会会長と城東区長になっていることである(不思議に思っているのは私だけのようなのだが)。つまり、ボランティアで組織されている地域振興会と市の出先機関である区役所の間に線が引かれていないのである。住民は長と議員を選んではいるが、同時に行政組織の末端に組み込まれてしまっているような形になっているのだ。団体自治が住民自治の成熟を妨げるような仕組みになっているといってもよい。
これでは住民と長の間に緊張関係は生じにくい(一職員に過ぎない区長を長と取り違えている人の何と多いことか)。議会が機能不全に陥るのも納得できる。住民は出先機関に過ぎない区長と区役所を「長」と勘違いし、その背後にある市役所と市議会の役割に頓着しなくなるからである。
区役所は窓口業務だけにしてしまうか、区長公選、区議会を置くかのいずれかにしないと市政の発展はないだろう。
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登録日:2006年 10月 27日 23:59:08
戦後処理
11月末に行う知事要望をまとめるための政調役員会が来週から数回予定されていますが、それまでに9月議会で資料と書類の山と化した仕事部屋を片付けなければなりません。この作業は、大掃除の畳の新聞と同じで、物事を考える上で非常に有意義な時間を提供してくれます。近づいてくる救急車と遠ざかるそれとて゜は高さの異なる音に聞こえるように、前と後では同じ資料を読んでいてもドップラー効果のような効果があります。積読になっていた本を読みながら、あれこれ考えながら、整理することが、墓行きませんが、一番生産的な時間なのかも知れません。そういうときには必ずネコも傍らにいるようになります。やはり私のミネルバです。
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登録日:2006年 10月 26日 23:59:09
何を隠そうシリーズ⑨
議会も終わり数独とゲームに凝っている、と議会事務局のTさんは思っておられるようですが、地元の行事やら陳情やらが矢鱈あるのに加え、何を隠そう「会派マニフェスト」の可能性、実効性についてあれこれ思いをめぐらせています。
首唱者のK氏やそれに異議を唱える学者諸氏(予算提案権があるのは首長だけ。だから議会がいつまでに何をどうするという形式でのマニフェストは空手形、という主張)と議論を重ね、地方分権の流れに立って、議会に本来の機能を回復させる(目覚めさせると言うほうが適切か)ために有効な方法ではないかという結論に達しかけています。
中身については統一地方選挙、市長選、知事選までに纏まれば纏まります。
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登録日:2006年 10月 25日 23:59:31
ご多端な知事閣下
9月議会閉会の後、先輩議員の後援会の行事に参加しました。
公務ご多用中の知事閣下もご出席あそばされましたが、ご挨拶の後は公務ご多用の由ご退席あそばされました。
嘘ぬかせ!!こんな夜遅くに公務なんかある筈ないやないか。(知事日程を見てくださいよ)
4兆円の借金を5兆円に増やしただけの知事が来るだけで、有権者は何故喜ぶのでしょうか。業績を知らないからです。それでも知事を呼びたい方は、紹介するときに必ず、4兆円の借金を5兆円に増やし、そんなこと私の責任じゃないわよ、と嘯いておられる知事閣下殿です、と紹介するようにして下さい。府民の積立6500億円を使い切るまで、府の借金返済計画を改めようとしない知事様です、と紹介するようにしましょう。でなけりゃ、府政なんて変わりっこありません。呼んだ議員も、拍手喝采した方々も、それでいいのだと認められたということですよ。
孫子の代まで借金を払わされる、ということに同意したということですよ。
知事の業績評価もしない悪しき慣習を、先ず打破しないことには。
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登録日:2006年 10月 24日 00:00:36
毛獅子の舞
豊臣時代から伝承されていると言われ、大阪市指定文化財にもなっている諏訪神社の獅子舞を見せていただいた。
舞が始まる前から、筵を敷き詰めた本殿前にはかなりの見物客が詰め掛けている。
子供の数も多い。
お獅子の頭は普通よりやや大ぶり、全身総毛の獅子は大阪ではこの諏訪神社にあるだけらしい。本殿から降りてきた獅子は、薄明かりの中で、太鼓、笛、鉦と囃子に合わせ、頭役と胴役の二人で舞われるのだが、胴役が頭役を乗せて立ち上がると身の丈は3メートルを超え大変な迫力である。介添え役が暴れる獅子をなだめて退場するまで約30分程。
これは一見の価値があります。歌舞伎も文楽もいいけど、是非この獅子舞を見に来てください。
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登録日:2006年 10月 21日 23:28:37
宴の後
今日の総務委員会・知事質問は、今議会を象徴するように盛り上がりに欠くものとなりました。問題のある議案が少なかった上、衆議院の補欠選挙の方にプレスが関心を集中させていることも一因です。(府政記者クラブは皆選挙取材に出払って殆んど空っぽ状態)
知事も元気がありません。最早、心ここにあらず、なのでしょうか。しかし、7年間知事職にあって、府の資金日計表(毎日のお金の出入り)を見たことがない、というのにはまいりました。職責を根本的に取り違えておられるのではないでしょうか。
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登録日:2006年 10月 20日 23:59:50
- プロフィール
- 浅田 均
- http://www.asd2a.com
- 大阪府議会議員。
NHK(日本放送協会)、OECD(経済協力開発機構、在パリ)を通じ「放送と通信の融合」、「情報通信」等の研究に従事。99年からは一転、府議として「行財政改革」、「地方分権」等に取組む。
京大卒。スタンフォード大院修士修了。
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