2006年 12月
去年今年
貫く棒の如きもの(虚子)。
暦などというのは仮初のものではないのか。(ニュートンの時間空間が前提になっているが)時間は世間に関わりなく流れています。という風に理解すると、俳句が依って立つ基盤(季節)を否定した俳句、自分の尻尾を飲み込もうとするヘビ、ウロボロス的な世界の表現ということになります。
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登録日:2006年 12月 31日 23:59:53
光陰矢の如し
世の常識に従順に大掃除などとしゃれ込んでいる。ところが、夏の大掃除の古新聞同様、お引取りいただくべき書類かどうか読んでみないことには判断できない。それで、片付けようとしているのか資料を読んでいるのか判然としなくなる。
ところで、光陰矢の如しは英語で "Time flies like an arrow."であるが、これを一昔前の自動翻訳機にかけると「時蝿は矢を好む」等と笑うに笑えないような訳になったそうである。今の翻訳ソフトは格段に進歩している。将に光陰は矢の如しと唱えながら、アキレスは亀を追う。
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登録日:2006年 12月 30日 23:47:59
府政の信頼回復
府政への信頼を回復させるためには、上山信一教授も指摘するように全職員を対象とする調査を実施すべきである。「前回も同様の聞き取り調査を行った。しかるに、まだ不正資金のあることが判明した。そして、前回と同様の聞き取り調査を再度行い、これで全てです、と言われても俄に信じることはできない」と、総務委員会でも調査特別委員会でも繰り返し申し上げた。もし、次回1月22日に開かれる予定の「不適正会計調査特別委員会」までに「裏金」の額が4870万円より増えていたら、府にはガバナンス(統治能力、管理能力)がないことを証明したことになる。ガバナンスがないということはガバナー(知事)の正当性が問題にされる。
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登録日:2006年 12月 29日 23:56:42
火の用心
町内会の(4棟からなる団地が町会です)「夜警」で団地内を巡回した。越して来て3年になるが今日が初対面という方も少なからずおられる。いわば形成されつつある新しい都市空間の中で、管理組合、団地自治会、さらには町内会を充実したものにすべくお骨折りいただいている役員の皆さんに心からの敬意を表したい。この方々の問題意識は高く、大きくは都市経営の問題から小さくは集合住宅における住民自治の問題まで様々な質問が飛んでくる。本会議場における答弁者以上に鍛えられると思う。後援会(応援団)の拡大も重要であるが、こういう道場も議員にとっては重要である。
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登録日:2006年 12月 28日 23:26:18
何故、加納弁護士か?
議会の調査委員会と前後して、26日に府の「第1回不適正な会計処理に関する調査委員会」が開かれた。委員は3人で、この中に三井環・元大阪高検公安部長らから、「検察庁の調査活動費が検察幹部らに私的に使われている」などとして訴えられた加納駿亮・元福岡高検検事長(現在は弁護士)が含まれている。
加納・弁護士は、結局、嫌疑なしで不起訴処分になっている。しかし、検察庁の裏金問題の渦中にいた人が、専門的な見地から、事件とその調査の問題点を指摘し、府民の側に立って正義を展開されようとするのだろうか。府を守るための論理を構築するために、助っ人に雇われたとしか思えないのだが、下司の勘ぐりだろうか。
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登録日:2006年 12月 27日 23:57:15
また三重県か
別に北川正恭氏に勧められたわけではありません。
会派マニフェストなるものの腹案を考えていました。
党の公約や候補者の公約はあります。しかし、その議員が形成する会派が1期4年間で何を目標とするのか、明確ではないからです。予算の提案権がないので、知事公約のように達成率を数値化することは困難ですが、少なくとも会派としての活動を有権者が評価できるよう、方向性は示すことができると思います。例えば、①議会の権限強化と透明性を高める(知事専決処分を無くし臨時議会を開く。総合計画等を議決事件に含める。いっそうの情報公開、等)、②知事と執行機関をチェックする機能を強化し、公約の達成度を評価する、③議事機関としての議会の活性化(議員提案条例、政策提言)、そのための④調査機能の強化、等です。
ところが、この考えより2歩進んだ条例(「議会基本条例」)が、26日三重県で施行された、と報じられています。また三重県にやられました。
知事から推薦を賜っている議会とは残念ながらレベルが違います。
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登録日:2006年 12月 26日 22:48:24
不完全性定理
府の不正資金については報じられている通り12月25日現在、19所属から合計4870万円が確認されている。議会の不適正会計調査特別委員会でも同様の説明があった。一番問題にしたいのは、これまでに公表されたもの以外には存在しないという証明ができないことである。調査の無謬性は、不正資金が新たに発覚するたびに、何度も否定されてきた。ゲーデルの不完全性定理や宇宙に果てはあるのかという問題から生じてしまう論理矛盾と類似の矛盾がどう解消できるのか。パズルよりも難題です。
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登録日:2006年 12月 25日 23:56:07
無常
亡母三回忌、読誦百万遍にはいたらねど、亡き輩も偲びて。
夫、人間の浮生なる相をつらつら観ずるに、およそはかなきものはこの世の始中終。まぼろしのごとくなる一期なり。されば、いまだ万歳の人身をうけたりといふ事をきかず。一生すぎやすし。いまにいたりてたれか百年の形躰をたもつべきや。・・・・・されば人間のはかなき事は、老少不定のさかいなれば、たれの人もはやく後生の一大事を心にかけて、阿弥陀仏をふかくたのみまいらせて。念仏申すべきものなり。
こういう思いは、毎日お葬式に参列する身としては心にすーっと入る。よくわかる。
同時に、宗教は阿片だ、と言った人の気持ちもよく理解できる。エポケー(判断中止、思考停止)に至らせる最高の手段が宗教であるからだ。
しかしながら、死んでからのことと、死ぬまでのことを同一の次元で話す訳にはまいらぬ。
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登録日:2006年 12月 24日 23:57:42
一陽来復
暖冬(温暖化)のせいか、それとは知らぬまに冬至も過ぎてしまった。
年末、年始の引力圏に入ってしまうと、もう身動きがとれぬ。
そんな中で、25日に開かれる「不適正会計調査特別委員会」と「出資法人等調査プロジェクト」の下調べに時間を見つけなければならない。
府政に一陽来復の時はくるのか。
辛いところだが頑張りどころと肝に銘じる。
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登録日:2006年 12月 23日 23:10:18
不正資金
「ふせいしきん」を漢字変換したら元々は「府政資金」となっていたのに最近では「不正資金」と変換されてしまいます。この変化にはソフトの学習機能と変換の頻度が関係しています。府政資金(府民のために使うお金)が不正なことに使われるお金に変換されてしまい、誰も疑わなくなってしまっていた事実にも、ワープロソフトと同様の原理が働いていたと推測されます。
府政資金が不正資金に化学変化しないためには、装置にどのような部品(チェックソフト)を組み込めばよいのでしょうか。また出所不明のカネが見つかった、という報に接するたびに考え込みます。
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登録日:2006年 12月 22日 23:52:29
- プロフィール
- 浅田 均
- http://www.asd2a.com
- 大阪府議会議員。
NHK(日本放送協会)、OECD(経済協力開発機構、在パリ)を通じ「放送と通信の融合」、「情報通信」等の研究に従事。99年からは一転、府議として「行財政改革」、「地方分権」等に取組む。
京大卒。スタンフォード大院修士修了。
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