2007年 03月
休筆のお知らせ
選管に確認したところ公選法上の規定により明日からHPもBlogも更新ができません。
一候補者が「四月の気層の光の底を、唾し歯軋り行き来する。俺は一人の修羅なのだ」(宮沢賢治)、理想と現実の間で何を見、聞き、知り、どう反応するか、ドキュメンタリー風に書き差綴ったものを読んでいただく、というのも一興だと思うのですが、全く時代の流れに対応しない法律でも法は法、ソクラテスの学徒として悪法にも従わざるをえません。
次回は4月8日にお目にかかります。Bye for now.
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登録日:2007年 03月 29日 23:32:54
イヌも歩けば②
相変わらず歩いています。雨にも負けず、風にも負けず。
一人暮らしの高齢者については先回書きました。それらの人々は、具合が悪くなって施設、病院に入るか、遠くにいるお子さんの所に身を寄せるようになります。集合住宅が増えて人口が増えている一方、主のなくなった空き家が目立ちます。「人住まぬ不破の関屋のいたびさし」で、埴生の宿どころの話ではありません。
こういう現実を、一方の住民代表である知事は見聞する機会があるのでしょうか。恐らくは皆無でしょう。住民と、住民を取巻く環境については圧倒的に議員のほうが情報収集力で勝ります。府政を変えるためには、そういう議員の政策提言能力を高めることであり、そのために議会のバックアップ体制を整備することである、という思いが確信になりつつあります。
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登録日:2007年 03月 28日 23:59:05
困る「じしん」
今日はテレビ朝日の「サンデープロジェクト」で大阪府の裏金問題が取上げられるはずでした。府の処理の不適切さを指摘する内容と聞いていました。逆に言うと、裏金問題に取組んできた議会の調査特別委員会が十分に機能していた、という報告になるはずです。特に、(一連の事件の全容が解明される前に、全ての責任をとるとして自らに課した)知事の減給提案は筋が通らない、という理由で反対したわが会派の行動の正当性を全国的に周知してもらえるものと期待しておりましたが、突然の地震で放送内容が大幅に変更され、裏金問題は選挙後に延期されてしまいました。
主張内容に自信がないのは困りますが、こういう地震はあるのが困ります。
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登録日:2007年 03月 25日 22:41:04
眼高手低
グーグルアースでは見えない世界の話です。
立ち退いた工場の跡は決まってと言っていいほど集合住宅が建っています。その周りにあるのは老朽化した家屋。昔の西新宿か六本木、或いは現在のバンコクのような趣です。景観が全くよろしくありませんし、緑も少ないです。市に都市景観についてのビジョンはあるのでしょうか。
独居の高齢者が目立ちます。事ある時に大丈夫か心配です。
福祉政策の中に住宅政策を組み込んでしまうことが必要になるでしょう。スウェーデンのように。逆に、住宅政策に福祉を嵌め込んでしまうとコスト的に持続可能ではなくなるでしょう。
おばさんは元気ですが、おじさんは何処にいるのでしょうか。パワフルシニアなどといっても、おばちゃんばっかりやないの。おじさんを地域社会に引きずり出すにはどうすればいいのでしょうか、と予備軍は考え込む。
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登録日:2007年 03月 22日 23:48:34
イヌも歩けば
毎日歩いています。今日は13000余歩。棒に当たることも、そうでないこともあります。
サクラソウとか木蓮が咲き誇っています。まさしく「年年歳歳花相似たり」です。呼応するように「年年歳歳人同じからず」という棒にも当たります。毎日歩いていて、お亡くなりになっていたことや、お亡くなりにはなっていないものの、既に別の世界に行ってしまわれた、ということを知るのは悲しいことです(そういう方に選挙はあるのでしょうか)。
屍を越えて、築き上げなければならない未来の青写真。その第一歩がマニフェスト、といわれるような選挙にしたいものです。
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登録日:2007年 03月 21日 23:58:56
府民の不幸
大阪府民最大の不幸は、斎藤(太田)房江氏を知事に選んでしまった、ということ以外にありません。昨日の記者会見の、裏金事件の処分に関する質疑応答の中で、この人は自らが知事としての資格を欠くことを認めるような発言を何度もしています。
1.呼吸器アレルギーセンターの事案に関し、「500万円が絶対にあったという証拠が得られるところまでいかなかった」、というのは、知事は、税金の使途を把握していない、ということです。500万円があったかなかったかも分からない。
2.「知事部局に、事実解明の自信が相当ないと、告訴・告発はできない」、というのは、知事に管理能力が全くないということです。解明されなければならない程の問題を、府の会計制度は持っているということですか?
3.「我々も大きな不利益をこうむっているという証拠なしに告訴、告発はできない」というのは、うまくだまし取って黙っていれば、何の責任も問われない、ということを「裏金志願」にアピールするようなものです。警察に捕まるようなドジを踏まない限り、府は犯罪者の側に立ちますよ。
4.「この3カ月間私が取ってきた行為・行動というものについては自分自身としては納得がいく」。全て自分はいいヤツ、府という組織はわるいヤツ。
これまでに明らかになった全ての裏金事案を通して、一番「悪質性が高い」のは家畜保健衛生所のF氏ではない。一番悪質なのは、全て自らとは係りのないところで起きた、自分はむしろ被害者である、という意識を最後まで拭い去れない「知事の無関心、当事者意識のなさ」ではないでしょうか。
私は、「選挙が近いから」こういう発言をしているわけではありません。こんな政治音痴と誰が、何故、何を目的に、連携などできるか?
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登録日:2007年 03月 20日 23:54:25
知事の姑息なやり方②
3月9日に発信した通り、知事は、やはり海外旅行に出かける直前に、事実関係を曖昧にさせたまま、裏金問題に関する残りの処分を発表しました。この処分に至る経緯が姑息なのは、①議会が(事実上)動けない時を選んで処分を発表している、②処分を3回に分けて行っているので、その公平さを判断するのが容易でない、③処分の基準にも一貫性が見られない、④呼吸器・アレルギーセンターの事案に関し、捜査の要請をするなら、何故2月20日の処分時に同時に行わなかったのか、⑤流通対策室の事案も時効が成立しているから何もしないのでは、潜伏犯人は黙り続ける、⑥今回は、裏金の捻出で懲戒免職、2月の処分では、捻出でも停職1月、⑦府警に対し捜査要望というのは自らのガバナンスがないことを告白したということ。ガバナンスできない人がガバナーというのはおかしい。
今日発表された処分内容を一読するだけでも上記の疑問が湧きます。
事実が解明できないというのは組織の責任であり、組織の長、知事の責任です。
海外旅行なんかに出かけている場合ではありません。
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登録日:2007年 03月 19日 23:38:12
マニフェスト考
地域社会との接触が特別に密になるこの時期が、いわば行政課題の発見と整理の時期だと思っています。人々の声を聞き、その背後にある現実を見ることがその前提になります。現実に対してどの程度の感度を維持しているか、また、問題に対してどのような処方箋を書けるか、自分自身に対する試験であると同時にインプット。それが、議会或いは行政という装置を通して、どのようなアウトプットを得たか、有権者に判断していただくのが選挙です。
判断をしていただくために、もう一つ、個人のマニフェストは有力な材料になると思います。しかし、どういうわけか未だに解禁になりません。名前こそそうなっていませんが、会派のマニフェストは明らかにしています。それを個々の候補者が個別具体的にどのように完成させるのか。府民の議会と一対だと思います。
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登録日:2007年 03月 16日 23:58:25
吶喊(とっかん)
三寒四温というには一月ほどずれているように思います。
寒さの中を突撃するには勇気が必要です。魯迅に「吶喊(とっかん)」という小説があったのを思い出します。吶喊というのは、兵隊さんの「ワアッー」という突撃の叫びです。魯迅は忘れようとして忘れられない思い出を書き綴るのに、また「寂寞のただ中を突進する勇者に、安んじて先頭をかけられるよう、慰めのひとつも献じたい」という思いから、吶喊の声を発したのです。
その吶喊の声は、有名な「故郷」という掌編の結びで「思うに希望とは、もともとあるものともいえぬし、ないものともいえない。それは地上の道のようなものである。もともと地上には道はない。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ」と、ある種の達観を示すように変化、成長を遂げています。
魯迅の言う道をつくる作業に私たちは関わっているのでしょう。
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登録日:2007年 03月 15日 23:55:28
- プロフィール
- 浅田 均
- http://www.asd2a.com
- 大阪府議会議員。
NHK(日本放送協会)、OECD(経済協力開発機構、在パリ)を通じ「放送と通信の融合」、「情報通信」等の研究に従事。99年からは一転、府議として「行財政改革」、「地方分権」等に取組む。
京大卒。スタンフォード大院修士修了。
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