2007年 04月
ブログ1年
スタンフォード大学、グーグル、Topix.net等の視察から帰ってすぐに始めたブログもちょうど1年を経過しました。湯上り、就寝前の15分~30分に、体のバッファーに滞留している混沌を整理するのが目的です。1年に258回試みたことになります。書き込み自由の公開メモ、という形式は、コミュニケーション行為の新たな地平を切り拓いていると思います。Topix.netのその後を是非追いかけたいと思います。
ところで、今、連休返上で、個別外部監査の担当弁護士さんから送られてきた調査書を埋める作業に追われています。こういう、いわば無駄な労力を避けるために、例えば、議員に政務調査カード(デビットカードのような)を持たせて、何時、何処で、誰が何にいくら使った、ということを集中管理するシステム等は簡単に作れるはずなのですが、議会基本条例とあわせて「政務調査カード」も提案しましょうか。
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登録日:2007年 04月 30日 23:58:54
あと2日
4月29日でこれまでの任期を終え、30日から新たな任期が始まります。
大阪に帰って来てからまもなく10年が経とうとは俄には信じられません。もう20年も経ち、そこで40年分の経験をしたような気もしますし、まだ1年も経っていないような気もします。
時間が純粋には流れて行かない生活を続けている、ということなのでしょうか。政治に係わる者には心しなければならないことです。
「人生の謎は、齢をとればとる程深まるものだ、とは何と真実な思想であろうか」(小林秀雄)。
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登録日:2007年 04月 27日 23:57:40
脳化社会
知合いの環境衛生事業者から聞いた話です。
最近の人は(若者だけに限らず)何でも捨てる。家具、家電製品、車から衣服に至るまで。
そのうちかなりの部分は再販業者へ流れるそうですが、そこで絶対に売れないものがあります。何でしょうか?答えは仏壇と人形だそうです。
ここで、養老先生の言われる「脳化社会」が思い起こされます。脳化社会で肉体、死体は徹底的に排除される、と。解剖学者の主張が環境衛生事業者の観察で裏付けられます。
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登録日:2007年 04月 25日 23:42:59
・・・と共に去りぬ
カレンダーの空白が続いています。殆んどはブログの確認、登録時の失敗です。時間に余裕のある時はエディターで書いてそれをブログにコピーしていますが、23時50分台になると直接書き込むので、そういうことがまま起こってしまいます。昨日も自分なりに大ブログを書きました。しかし、登録に失敗。あのデジタル信号は何処を漂っているのでしょうか、気になります。そういうゴーストを追跡、捕捉、固定する装置があれば絶対に売れるのに。
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登録日:2007年 04月 23日 23:53:44
風邪をひく
「風邪ひいて寝てましてなぁ」
「アホ、布団ひいて寝んかい」
ダイラケ黄金時代の「つかみ」です。
東京人は「ひ」と「し」が区別できない、と言われていますが、大阪人もこの「つかみ」からみると同じことが言えるようです。(布団は敷く、でんがな)
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登録日:2007年 04月 21日 23:58:17
選挙②
議員にとって(首長も同じだろうが)、選挙とは極めて公平と思う反面、辛いことも多い。
議会で非常に活躍され、評価も高かった人が落選の憂き目にあう一方、議会(議員団)の(生産的な)活動には殆んど関与せず、地元、後援会活動に一意専心の方が当選してしまうからである。それならば、議会はほどほどにして地元だけ大事にしよう、という風潮は、時代遅れになりつつあるとはいえ、未だ根強く残っている。
4年間の約束と実績を評価してもらえるマニフェスト選挙を導入して欲しい所以である。
今回の選挙は、許されている範囲で、マニフェスト選挙を準えてやらせていただいたつもりであるが、次回の統一地方選は、分権の方向が(3年後に)明確になっているからというのではなく、議会の有り様が大きく変わる(変える)から、劇的な変化を遂げていることだろう。政務調査費の住民監査請求に対する議会の対応が、議会と大阪府が変わる第一歩になるだろう。
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登録日:2007年 04月 18日 23:59:26
松浦米子さんの誤解
市民グループ「見張り番」(代表 松浦米子さん)から、自民党をはじめとする各会派と私を含む全議員に対し、政務調査費に係わる住民監査請求が提出され、監査委員の監査に代えて個別外部監査契約(公認会計士、弁護士等による外部監査)が相当であると認められた。
議会が、政務調査費の透明性向上を約束しているのだから、議会の動きを待って欲しいと思う一方、議員の言い分も聞いて欲しいと思う。
一番の誤解は、「府議会・議員は、「政務調査」を議員活動である「行政事務」への調査研究と捉えている向きが強く、政務調査費が求める「政策立案」のための調査研究にまで及ばず、議員の力量を高め議会を活性化するための支出となっていない」という断定である(ここで言う「行政事務」が何を意味するのか明確ではないのだが)。
私は、事務所を借りて府政相談所を開設し、府民の皆さんの相談に応じている。相談の内容は実にバラエティーに富んでいる。ほんの一例をあげると、信号灯設置の地域要望、警察官による不当な取調べ、府営住宅当選後入居時までの手続きのおかしさ、府営住宅の住み替え、不登校問題、一般競争入札の問題点、制度融資、独居高齢者問題、医療(施設、負担等)、介護、産業インフラに関する問題等々。
これらの相談の中から、不登校問題については、代表質問でとりあげることによって(政策提言)予算化にこぎつけたし、府営住宅に(一部ではあるが)エレベータが設置されるようになった。成人病センターの建替え、PETの導入についても然り。
相談活動は、全面的に「政策立案」のための調査研究とは言えないかもしれない。しかし、これらの活動が「政策提言・政策立案」と分かちがたく結びついているのは事実なのである。だから、事務所維持に必要な経費を「政務調査」と「後援会活動」に按分して計上している。この何が違法なのだろうか。
会派の公報費を全額違法支出としている点についても理解しがたい。「政策立案」は単に政策提言・条例制定を行うだけで終結するものではない。府民の皆さんに周知して(説明責任を果たして)終結するのである。自民党府議団のHPをご覧いただきたい。「出資法人等への関与事項を定める条例」、「出資法人等に関する調査、提言」、「この4年間の成果」等、「政策立案」と「政策提言」に係わる調査研究が掲載されている。会派広報紙にも同様の記事が掲載されている。これが、何故府の使途基準に合致せず違法なのだろうか。人件費も会派が行う調査研究を補助する職員を雇用するために使われている。
会派に1億9600万円の返還請求がなされている。しかし、自民党だけとってみても、政策提言がもたらした府民利益はこの請求額を上回って余りあるのだ。
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登録日:2007年 04月 14日 23:28:38
選挙
海外旅行のように、異次元空間に滞在して帰ってきたばかりのような感覚から未だ覚めやりません。異次元との時差ボケといったらよいのでしょうか。そこで主張したことも、お願いしたことも、出会い、事件、歓喜、笑い、不和、怒り、不安もはっきり覚えているのに、全体の脈絡がありません。睡眠不足が高じると誰でもこうなるのでしょうか。
前に進めと命じるものは何なのでしょう。自分の理念でしょうか、それとも単なる意地。
弱い立場に晒されると、よく見えるもの(人の心)とよく見えないもの(自分)がよくわかります。
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登録日:2007年 04月 12日 23:56:51
お仕着せの議会②
再度、議会事務局長から当方の理解と発言が正確でない旨のご指摘をいただきました。
地方公務員法第6条によると、「地方公共団体の長、議会の議長、・・・・・は、それぞれ職員の任命、休職、免職、・・・・・を行うものとする」とあり、議会事務局長の人事は議長の人事です、というご指摘です。ところが、職員を採用するのは知事(正確に言うと人事委員会ですか)であって議長ではありません。確かに自治法第138条によると、議会には事務局と必要な職員が置かれることになっておりますが、議長が採用から係われるわけではありません。とりあえずは、条例定数を75人から300人ぐらいに増員し、しかも、新規採用職員から議会事務局に来ていただけるようにならないと、知事と対等の「府民の議会」に脱皮することはできません。
そもそも、地方自治法を読んでいても、地方分権という変化が実感されないのは、普通地方公共団体等という機関委任事務時代の遺制が呼称として未だに生きながらえているところにあるのではないでしょうか。Osaka Prefectural Government という英語表示は看板に偽りありです。
議会の改革にご協力下さい竹山局長。
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登録日:2007年 04月 11日 22:18:06
二元代表制の否定?
滋賀県議会議員選挙の結果が話題になっています。
知事を支援する「対話の会」というグループが公認、推薦を合わせて12人もの当選者を出したからです。滋賀県議会の争点は栗東新駅の建設ですが、こちらが指摘したいのは、知事が議会に知事シンパを送り込むことの問題性です。
知事と議員・議会が独立して選ばれることが二元代表制の原点です。独立して選ばれてはいるものの、もし議員全員が知事と同意見なら大政翼賛会であり、議員・議会は不要になります。「地方政治の新たな実験として期待される」などと評価する学者がいるのは、こういう観点からすると、おかしな話です。
議会と知事は、それぞれの特性(選ばれ方と権能が異なる)を活かして、住民の意思を府政に的確に反映させるため、競い合い、協力し合いながら、最良の意思決定を導く共通の使命が課せられています(栗山町議会の議会基本条例を引用)。
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登録日:2007年 04月 10日 22:57:10
- プロフィール
- 浅田 均
- http://www.asd2a.com
- 大阪府議会議員。
NHK(日本放送協会)、OECD(経済協力開発機構、在パリ)を通じ「放送と通信の融合」、「情報通信」等の研究に従事。99年からは一転、府議として「行財政改革」、「地方分権」等に取組む。
京大卒。スタンフォード大院修士修了。
- 最近のエントリー
- [09/07] 政務調査費の返還請求について
- [09/05] またしてもメディアの犠牲者
- [09/04] 再びメディアの皆様へ②
- [09/03] 再びメディアの皆様へ
- [07/16] メディアの皆様へ
- [04/11] 議会の役割
- [04/09] 前略、橋下徹様
- [04/07] 議会改革②
- [04/06] 議会改革
- [04/05] ここにも捻じれの構造
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