2007年 09月 03日
ロンドンプラン
昨日紹介した「自治体の政策創造」にロンドンプランのことが紹介されている。青山・前副知事によると、このロンドンプランこそがロンドンを甦らせた起死回生の秘策なのである。
サッチャーにより1986年に廃止された大ロンドン市(GCL)がブレアにより復活したのが1999年。ロンドンプランの素案はブレア政権下、リビングストン市長の時代に素案が発表されている。「広域的計画がなかった時代にロンドンに対する公共投資が遅れ、それが雇用喪失、貧困、住宅難、交通混雑、住宅の郊外化などさまざまな問題を引き起こしているという認識に立っている」(青山)。
これらの問題を、①経済成長、②生活水準の改善、③環境の維持、という観点から解決しようとするのがロンドンプランである。
「ロンドンがオリンピック招致競争でパリに逆転勝ちしたのは、オリンピックをうまくこなすだけでなく、オリンピックが開催されることによって移民が多く住む街が飛躍的によくなるという計画がヨーロッパ諸国に支持されたから」という説明には説得力がある。都市のビジョンという点で非常に参考になる。また、道州制を語るとき、大都市自治制度は抜きにできない。ロンドンは、議会でも調査、研究が必用な都市の一つだろう。
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登録日:2007年 09月 03日 23:24:55
- プロフィール
- 浅田 均
- http://www.asd2a.com
- 大阪府議会議員。
NHK(日本放送協会)、OECD(経済協力開発機構、在パリ)を通じ「放送と通信の融合」、「情報通信」等の研究に従事。99年からは一転、府議として「行財政改革」、「地方分権」等に取組む。
京大卒。スタンフォード大院修士修了。
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