レフトテール
例えば人の身長や資産収益率は正規分布に従う。
正規分布曲線(釣鐘型)の左側をレフトテール、右側をライトテールというが、テールの裾が広くなっている場合ファットテールという。例えば株式などの価格変動の分布は、正規分布よりも裾が広い(ファット・テール)性質を持っていることが知られている
リスク管理で成功したければレフトテールを最小化することである。
つまり、異常事態が生じる確率を見極め、それに対応できるよう準備を十分することだ。
「私たちは日常生活でもレフトテールの最小化に取組んでいる。自分の車や家に保険をかけるときが典型例だ。『どのくらいのコストをかけてどこで尾を切り落とせばよいか』」(「エラリアン」)。
国土の多くが海面よりも低いオランダで、1950 年代に海水による洪水が発生し約1,800 人が死亡した。そこで、洪水を防ぐための土手を設計するための国家プロジェクトが立ち上げられた。このプロジェクトに関わったDantzig という著名な数学者の提案した統計的手法によって、海水が土手を越えるのは約1万年に1回の確率となる土手の高さを計算し実際にこのとおりの土手が建設された、という報告がある。
この際に用いられたのが極値理論と呼ばれる統計手法である。
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登録日:2009年 03月 06日 02:07:28
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- 浅田 均
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- 大阪府議会議員。
NHK(日本放送協会)、OECD(経済協力開発機構、在パリ)を通じ「放送と通信の融合」、「情報通信」等の研究に従事。99年からは一転、府議として「行財政改革」、「地方分権」等に取組む。
京大卒。スタンフォード大院修士修了。
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