支離滅裂
「党員の声を聴く会」に出席した。
「声を聴く」前に行われた基調講演の講師は柳沢伯夫・代議士。元大蔵官僚で、国土庁長官、金融担当大臣等を歴任された金融、財政のエキスパートという触れ込みである。
ところが、その矛盾に満ちた講演内容に何度耳を疑ったことか。
例えば、今回までの財政出動は満点であると自画自賛しながら将来世代のことを考えなければならないという矛盾(今回までの「財政出動」というのは殆どが赤字国債、即ち将来世代への負担の先送りです)。例えば、消費刺激策より設備投資の方が重要という発言。(静岡県知事選挙の応援があるので講演後直ちに会場を離れられたが、同様の演説を静岡でされたら勝つ候補者でも勝てなくなるだろう)
いつも思うことであるが、政府・自民党の政策を地方の議員・党員は一般の有権者と同じ尺度で評価している。自らが政策形成に関与する機会が殆どないからだ。同様に、私たち自民党の地方議員が成果としてアピールしたいこと(例えば「議会基本条例」の制定)について国会議員は何の知識も持たない。
共通の目的が明確でないとしたら、戦いの大義をどこに求めたら良いのだろうか。
分権ということでは中央も地方も表向きは同じく推進となっている。しかし、政党の組織は旧態依然の中央集権である。そのツケは上記のような催しにもかえってくる。
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登録日:2009年 06月 28日 01:49:56
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- 大阪府議会議員。
NHK(日本放送協会)、OECD(経済協力開発機構、在パリ)を通じ「放送と通信の融合」、「情報通信」等の研究に従事。99年からは一転、府議として「行財政改革」、「地方分権」等に取組む。
京大卒。スタンフォード大院修士修了。
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