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借金申し込み

先進国19か国中、医療大国1位は仏、2位は日本

【1月9日 AFP】英国の研究チームが先進国19か国を対象に行った回避可能な死に関する調査結果が8日、米医療経済・政策専門誌「Health Affairs」の1・2月号に掲載された。
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 小さな事務所なのだが、先日スタッフから借金の申し込みがあった。「そんなの断ればいいじゃん」と言わないで。小さな事務所だし、街中に「むじんくん」が乱立している国ではない。逆に事情を知っているベテランスタッフに去られて困ることのほうが多い。そんな国である。
 もちろん貸すのも理由による。自分の手術のためだそうだ。仕方ない、と思ったが、金額が6000ドル!自分のボーナスの手取りを思わずドル換算してしまった。
この国には健康保険がない。いやあるのだが、十分に機能していない。ちゃんと払われないとか、信頼性に問題があるとか。外国企業の事務所に勤めている人間でも、民間の保険に入っていることなどまずないようだ。
 したがって医療費は全額自己負担。手術は1週間の入院で、命に関わるようなものではないようだが、「ちゃんとした専門医」の値段は万国そう変わらないようだ。日本の国民皆保険は、やはり大きな遺産だった。
ここでも銀行は担保がなければ貸さない。しかもイスラムでは利子を取ってはいけない(イスラム銀行はまた別の取り決めで実質的に融資するようだが、この国はいま過渡期にある)し、インフレで預金金利が年十数%の国で、無利子融資も簡単ではないだろう。もちろん消費者金融やクレジットカードなんてものはこの国にない。貯金というけれど、いきなり給料の何か月分が必要になって、すぐさま払えるかといえば自分にも自信がない。
 いきおい、職場に前借りを求めるのがもっともポピュラーな手段となる。
 聞くと他の日本企業でも前借り要請は珍しくないのだという。「退職金を担保に」貸している会社もあるのだそうだが、退職金だってそんなにない。
 じゃあ仕方ないと思って、東京にお伺いを立てると「ダメです」と。確かに日本でいまどき「ボーナス前借りお願いします」と頼む姿はよほどの中小企業でなければ想像しにくい。「仕事に使う車を買うとか、モノがあるならならいいですけど」って、車なら良くて、本人の身体ではダメってねぇ…。
 じゃあ自腹で貸すしかない。しかし貸すという行為にはもともと、かなりのリスクが伴う。借用書を取り、何年も働いているスタッフであっても、明日から行方をくらますことはゼロとは言えない。まして給与の天引きで払うといわれても、何ヶ月もかかる。その前に小生が離任することになったら、後任には融資を引き継ぐ義務があるのだろうか。この国から日本に送金したら、送金費用だけかかって、返済が進まないんじゃないかetc…。
 というわけで釈然としないが、本人の具合が悪いのだから貸さないわけにもいかない。お金がなければ手術もできないし。では医療費が高すぎるのだろうか、あるいは払っている給料が安いのか…。意識の溝は、深すぎる。

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登録日:2008年 08月 22日 19:28:15

しんぶんし

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 西側から言論統制されているといわれる国だが、意外にも!?新聞の種類は多彩だ。保守強硬派から改革派に至るまで、主要なものだけで10紙近くあり、「競争」も激しいようだ。会社としては全紙チェックするので、経費として新聞代がバカにならなかったりする。
 写真中央奥が、強硬派中の強硬派として世界にその名を知られている!?「ケイハン」紙。その左が、中道派「ハムシャハリ」。
 この国の新聞・通信社は完全な民営ということはまずなく、たいていどこかの公的機関(市役所や放送局などお役所)による経営か、有力政治家がパトロンとなって運営している。かつてのソ連に似ているようにも思えるが、有力政治家が経営する新聞というのはなかった。「法治」よりは「人治」の国なのだろう。
 スタッフに聞くと、革命前は断トツに「ケイハン」の部数が多かったそうだが、革命で強硬派が支配するケイハンの主張に嫌気がさした人が多かったのか、あるいはほかの理由もあるのか、「ハムシャハリ」が猛追、現在は完全に追い越しているという。新聞の発行禁止も頻発しているが、「カルゴザラン」ほか、改革派系の新聞もいぜん健在。しかし改革派の退潮傾向もあって、ページも少なめで部数はいまいちの模様だ。日本ほど政治に無関心ではいられない国だが、やはり人気があるのは事件報道(殺人事件容疑者インタビューとか、日本より報道合戦が激しい面もある。あとはなんといってもサッカーをはじめとしたスポーツ面。
 実際の発行部数は判然としない(宅配もあるが、この国では主流とまではいかず、市民は通りの露店で買うのが基本)のだが、はっきりと分かるのは、売れている新聞には別刷り広告が分厚いこと(宅配じゃないので折込チラシはない)。
 「別に『ハムシャハリ』が面白い記事を書いてるわけじゃないんだけど、広告が入ってないと街の情報が得られないからね~」という話をきくと、どの国も一緒だなと思う。
 ちなみに売れている新聞は紙質もよいのだが、日本の新聞には遠く及ばない。なので、航空便で運ばれてくるスクラップ用の日本の新聞を「家事用に欲しい」といって持って帰るスタッフもいたりする。確かに比べれば日本の新聞の紙質が素晴らしいのは一目瞭然。ロイターなどの同じ写真を掲載していても、この国の新聞よりはるかに色鮮やかで感心するのだが、1日何分しか読まないのだし、日本がオーバースペックのような気もする。
 記事については言葉の壁があり正直よく分からないが、新聞記者はせ論評や話題もの取材が中心で、事件の第一報や記者会見、写真なんかは通信社依存が強いようだ。通信社も大手だけで4社あり、すべて国営か、政府系財団などの運営だから、肝心なニュースは横並びになるのだが、それでもジャンルに応じて強弱があり、ニュースの扱い方にも「各社の色」が出てくるのは、不思議といえば不思議ではあるのだが。

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登録日:2008年 08月 16日 01:41:48

グルジア情勢(第2報)

グルジア、EU和平案をほぼ全面的に受け入れ

【8月11日 AFP】グルジアからの分離独立を求める南オセチア(South Ossetia)自治州をめぐるグルジアとロシアの軍事衝突について、調停に乗り出した欧州連合(EU)が示した和平案をグルジア側が受け入れた。
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 第1報を書いてから約3日。想定外の出来事はないが、情勢は動き続けている。

・グルジア軍は南オセチアの「首都」ツヒンバリから撤退(事実上の敗走)。
・グルジア側は停戦を求め、調停をフランス、EUなどに要請。
・ロシア側は当面停戦には応じず、サーカシビリ大統領の退陣要求を鮮明化。
・ロシア軍、ゴリ侵攻の情報(日本時間12日未明)

 ロシアは昔のロシアではないから、恐らく南オセチア全域を回復した時点で、いったん進撃を停止する可能性が高いとみていた。南オセチアの端からゴリ経由で首都トビリシまでは車でせいぜい3時間ほどの距離だが、平野部に下ったゴリは完全なグルジア人の都市だ。その先の進撃には「正当性」が得られないとの判断なされるのではないかという理由だ。
 欧米露主要メディアは、サーカシュビリ大統領の主張として、ゴリを経由し首都トビリシと西部を結ぶ最重要幹線道路を、ロシア軍が支配下に置いたと報道。ゴリ侵攻などの情報をロシア側は否定しており、主張の真偽は不明だが、「報道が事実ならば」、幹線国道は完全に平野部に位置しており、バクーとトルコを結ぶBTCパイプラインの破壊企図や、ロシア軍の首都侵攻が現実味を帯びてくる。ゴリからトビリシは高速道が整備されており、150キロ弱の道のり。途中に山岳などはない。

 問題はグルジア側の出方にある。サーカシビリ大統領のパーソナリティからすれば、かりに停戦が発効しても南オセチアへの進軍は「国土の一体性保持のための正当な行為」だと主張し続け、再進攻の可能性も否定できない。さらに国内的にはますます反露姿勢を鮮明にすることでナショナリズムを煽り、欧米世論の支持に訴えると想定される。
 だとすれば停戦は極めてもろいものにならざるを得ない。どうしても地図は平面で見てしまいがちだが、カフカスの山岳地帯の現況をみれば、もともと「グルジア民族によるグルジア国家」「国土の一体性」なんてものは絵物語でしかない。たとえばロシア側でも、ソチはロシア人の都市だが、車で20分ほど山側に入るとアルメニア人の村が現れ、さらに奥に入るとロシア人が作ったスキー場、脇道にそれるとアブハジア、そんな具合だ。「南オセチア」といっても、要は川沿いの谷1つ分の地域にすぎず、その山間の渓谷沿いに、「オセチア人の村」「グルジア人の集落」が散在している(おそらく他民族も住んでいるだろう)状況なのだ。

 グルジア現政権による今回の進攻が「民族浄化」にあたるとロシア側は非難している。もし2000人以上が死亡したというロシア側の主張が当たっていれば、それに類する行為が存在した可能性も否定できない。つまりグルジアによる進攻が、南オセチアへのロシア軍の駐留維持の「お墨付き」を与えてしまった形になっている。ロシアははそれを理由に撤兵を拒否するだろうから、グルジア現政権が続く限り、オセチアはグルジアの手に戻ることはなくなった。アブハジアに紛争がエスカレートする兆候もあるが、そうなればグルジアはさらに多くを失うことになる。「危険な賭け」に失敗したのだ。
 さらに言えば、米国などの援助や外資導入にもかかわらず、グルジアの経済状況はいぜん惨憺たるものだ。失業率は公称13.6%(日本外務省HPによる)とされるが、街を歩けば平日の所在なげな若者の姿を目にすることが多い。若年層の失業率は恐らく公称の2-3倍に達するとみてよいだろう。流入してきた外資の恩恵を得たものと、そうでないものの間での貧富の差も急速に拡大している。
 政権の反露政策は国内の政治、経済不安の目をそらす意図があると考えられるが、それがこのような形で国家の危機を招いたとすれば、何らかの政策転換を行うしかない。少なくともロシアは今回、隣接国でのあからさまな「反露政策」は許容できない、との意思を明確に示してもいる。バルト三国も隣接国でありながら反露政策を採っているとの指摘もありうるが、もともと独立していた近代国家を第2次大戦時にソ連が軍事占領したバルト三国と、ソ連成立の際に近代国家を初めて構成したグルジアを同一視するのは無理だろう。

 二国間関係を見る際に、どうしても「判官びいき」や、イデオロギーに基づいて「どちらが正しい」という正邪善悪の発想を持ち込みたい誘惑にかられる。しかし、隣人を選ぶことはできないし、ロシアとグルジアには切っても切り離せない経済的文化的紐帯もある。島国の日本と違い民族のるつぼになっているカフカス地域で、民族自決を掲げてすべての民族を「再配置」することも、どだい無理な相談だ。
 「民族自決」、「国家の一体性」だと、どれだけナショナリズムを煽ったところで地域を「純化」することはできない。旧ユーゴスラビアの悲劇を繰り返し、血がさらに流れるだけである。
 現実を改善するには何が可能なのか。少なくともカフカスでは「妥協」や「宥和」、「共存」に根ざした解決しかありえない。そこから方策を探っていかない限り、停戦協定の文書を何度作ったところで、それは「紙切れ」に化すだけだろう。
 ロシア軍はおそらく一度は進撃を止めると期待される。永続的な平和回復には、それが最後のチャンスになる。

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登録日:2008年 08月 12日 02:44:59

グルジア・イレデンテ

ロシアがグルジアに反撃、南オセチアの一部を奪回

【8月9日 AFP】(写真追加)グルジア政府は8日、グルジアが一時掌握したとしていた南オセチア(South Ossetia)自治州の州都ツヒンバリ(Tskhinvali)に、空爆などロシア側の反撃を受け、ツヒンバリの一部を失ったと明らかにした。
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 またグルジア情勢が緊迫してきた。というかほとんど戦争だ。
 オセチア人の有名人と言えば指揮者ヴァれりー・ゲルギエフだが、彼らはカフカス(コーカサス)で尚武の山岳民族として知られている。カフカス山脈の真ん中にロシアとグルジアの国境があるのだが、ソ連崩壊後グルジアがCIS(独立国家共同体)を脱退することになり、オセチア人の住む地域は分断されることになった。ちなみに、2014年に冬季五輪が開かれるロシアのリゾート地・ソチから山一つ越えただけのグルジア領アブハジアにも似たような問題が存在している。そのためオセチア人は南オセチアのロシアへの帰属を事実上要求し、過去約20年にわたりグルジア政府の実効支配が及んでいなかった。
 最近グルジアは米国帰りのサーカシュビリ大統領の下、ロシアへの対抗のため米国に急速に接近。中央アジアの新「グレートゲーム」といわれる石油・天然ガス資源争奪戦で、カスピ海経由パイプラインの通り道となる(グルジアはとりわけ美しい国だが石油は出ない)グルジアを取り込みたい米国との利害が一致、米国は現在グルジアに強力な支援を行っている。
 北京五輪の裏の目立たない時期に行われた今回の作戦は、事実上米国の黙認を得てのグルジア領奪還作戦と見るのが穏当だろう。ロシアにはいま「仕掛ける理由」がないからだ。
 さかのぼる7日にはソチ(ロシア人にとってのソチのイメージは沖縄か、メジャー度でいえば湘南・茅ヶ崎に近い)の海岸遊歩道で爆発が起こり、観光客(昨夏にソチを訪れたが、海岸には観光客しかいない)多数が死傷、完全にきな臭いムードが漂っていた。その中での軍事衝突の勃発。日本からはあまりに遠いが、ロシアはすでに全面的なコミットを決意しているもようだ。旧ユーゴのコソボ自治州の独立よりはるかに危険な状態になっている。

 誇り高いグルジア人にとって「カフカスの南(ロシア人にとっては”カフカスの向こう”」にある南オセチアとアブハジアの奪回は完全に「正義の戦い」であり、譲る余地はない。一方でロシア人にとっても、グルジアという土地はあまりに関わりが深すぎる。ロシア人にとっての英雄スターリンは生粋のグルジア人で、ロシアの文豪プーシキンもレールモントフもカフカス(コーカサス)とグルジアで傑作をものしている。
 ロシア人にとって「南」といえば、固有名詞でソチのこと。プーチン首相がこよなく愛するとされるソチのスキー場の裏山はすでにグルジアが領有を主張するアブハジア領だ。ロシア料理で出される最高のワインはグルジア産。ロシア人の愛するものすべてがグルジアに存在するといってよい。
 かつては同じソ連だった国というだけでなく、ロシアにとってはグルジアは絶対に手放せない土地なのだ。しかも、ロシアのとげであるチェチェン独立派に対するグルジア政府による支援もかねてから指摘されており、(グルジアからカフカス山脈を越えればすぐチェチェン共和国だ)、”カフカスの向こう”(ザカフカス)のグルジアでロシアの力がこれ以上後退することは許されない。「面目を失う」わけにいかない状況だ。
 こういった対立図式が、紛争においてもっとも危険な場面を生むことはいうまでもない。大体において、戦争を取り返しの付かないものにさせるのは、当事者の「面子」なのだ。

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登録日:2008年 08月 09日 04:23:28

2008年8月8日午後8時8分

北京五輪が開幕、壮大な開会式

【8月8日 AFP】(9日一部更新、写真追加)204か国・地域が参加する北京五輪の開会式が8日、中国・北京(Beijing)市の北京五輪メーン会場「国家体育場(National Stadium)」で行われ、北京五輪が開幕した。
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(c)AFP/Dave James

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 北京五輪の開幕式でしたけど、当地は昼過ぎ。テレビの生中継もなく、静かな金曜日でした(イスラム圏は金曜日はお祈りの日で休日)。テレビニュースでは開会式の自国選手団の行進や「期待の選手」なんかの特集を放送していたけど、日本と違っておとなしい感じ(日本がうるさすぎるんだろう)ですね。

 今日は助手がオフィスの大掃除をなぜか勝手に決定。大掃除は春以来しばらくやっていなかったのですが、住み込み掃除人が(もちろん掃除の報酬は小生が払う)熱心に掃除をしてくれまして、はげかけた床が燦然と輝いています。
 ここまでやるなら小生の自宅も掃除してほしいなぁ…しかしドル安もあり、忘れていた日本での支払い(100万円!)も思い出したり、ふと計算すると銀行口座の数字が寂しかったりします。
 まあ思案しててもお金が降ってくるわけでもないし、預金が少ない代わり手元資金は潤沢なので、明日はまた朝テニス行くか。

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登録日:2008年 08月 08日 20:08:08

間違い電話

 この国でよくあるのが、「間違い電話」。決まって早朝か深夜にかかってくるのだ。着信履歴が残る電話機を使っているのだが、「毎日のように」、「別の番号から」かかってくる。つまりものすごい量の間違い電話が世に流れていることになる。
 しかも電話に出ると「誰?」とか(お前がかけてるんだろ~)「英語話せないんだけど」(だったらかけてくるな~)など、かけてる側でぞんざいな対応が多い。英語で出られたからびっくりしてるのかもしれないが、あんがい「言葉が分かる人間を出せ(推定)」とか粘ったりもする。
 ちなみにぼくより言葉がはるかに上手い同業者が記すところでは、「電話しておいて『あんた誰?』というのは基本」だそうなので、やはり当地の電話マナーがおかしいような気がするのだが。そのくせ「ご機嫌いかが」だけは絶対に忘れない(4種類くらいあって、2種類くらいは一度に使う)から、言語の違いというのは不思議なものだと思う。
 日本では、携帯電話のメモリ機能が発達し、間違い電話というものが本当に減った。電話のかけ方、受け方はビジネスパーソンの基本マナーだとされているけれども、メールの普及で、電話をかけること自体も減ったような気がする。こちらでは、携帯電話の普及はすごいが、メール機能はまだまだまだまだ。くっちゃべり好きの国民性もあって、間違い電話はむしろ増加傾向のような気がする。携帯からの間違い電話も多いから、メモリ機能の利用率も低そうだ(そういえば、これも話し好きで知られるイタリア人はほとんどメールを使わないとか。ソフトバンクの「ホワイトプラン」なぞは成立しなくなるかも…)
 まあ、日本では間違い電話すらかかってこないというのは、独り者にはちょっと寂しい気がしないでもないのだが。

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登録日:2008年 07月 30日 01:14:52

СИРАБ

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 某露人に、「美味い水がある」と教えてもらった。「この街でこの店でしか手に入らない」といって地図を書いてもらった。悪質な健康食品の宣伝みたいだが、実際に飲んで美味かったので、ありがたく購入。輸入品。アゼルバイジャンの炭酸水だ(ラテン文字だと”SIRAB”)。
 しかしその紹介された小さな雑貨店に運転手さんと行ったときには品切れで入手できず、あきらめかけていたころ、他の買い物を頼んだら運転手さんがスーパーで1ケース見つけてきてくれた。
 味は、ちょっととんがった(炭酸が多め)感じの水。何かに使うというよりは、水単独で飲んだり、ウィスキーを割ったりするのによいかもしれない。しかしここにウィスキーはないのだが。

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登録日:2008年 07月 29日 00:37:00

死刑執行

イランで29人の死刑執行、ここ数年で最大規模

【7月28日 AFP】イランで27日、麻薬取引や殺人、婦女暴行などの被告29人の絞首刑が執行された。
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(c)AFP/Aresu Eqbali

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 この国でなじめないことの一つに、死が身近だということがある。遺体の写真が平気でテレビで放映されていたり(もちろん、遺体の写真や映像を決して流さないと決めているのは日本くらいで、欧米メディアもしばしば写真を使うことがあるけれども、だからといって野放図に流しているわけではない)、善悪とは別に、ある意味「簡単に」人の死が取り扱われる感じがする。体制に殉じた、たとえばテロの犠牲者や、イスラエルに対する武装闘争での死者は「殉教者」として扱われているる。それはそれ、国情もあると理解はするのだけど、そういうこととは別な感情なんじゃないかと思えてならない。
 何と言えばよいだろう、「善行であれ悪行であれ、何かの行為をすると人が死ぬのは当たり前」のような感覚が奥に潜んでいるような気がしてならないのだ。「20年前に終わった長い戦争のせい」という人もいるが、もっとたくさんの人が戦争で亡くなった日本で、終戦から20年を経た昭和20年ごろに、そんな感情が支配的だったとも思えない。
 ちなみに、アムネスティ・インターナショナルの統計によると、この国は世界第2の死刑大国である。前日に30人処刑すると予告を流し、結局夜明けとともに29人を執行した。今回の執行は公開ではなく、刑務所内で行われたが、ある種の予防効果も期待してか、国営放送は一日中トップニュースでこの話題を放送していた。
 今回の執行対象は殺人や麻薬密輸、組織暴力の対象者などで、政治犯は含まれていない(とみられるが、公表されていないだけかもしれない)とされる。日本人として最も驚きなのは、国営放送が、執行前の死刑囚に一言ずつコメントを求め、死刑囚が平然とした顔で(もちろん、平然としてない人もいるのだろう。29人全員のコメントではなく、放映されたのはうち数人である)感想らしきものを述べていることである。一応は”悪党”として断罪されている人間なわけで、「従容として死を受け入れている」わけでもないのだろうけれども、国営放送はご丁寧に手錠をされた29人が最後に執行場所に向かう姿まで放映していた。
 自分は死刑制度が絶対悪だとは思っていない。死刑しかあり得ない犯罪というものもあり得ると思っている。しかし、公開での処刑といい、死刑執行前のインタビューといい(インタビュアーはどんな気分でインタビューをしているのだろうか)、きわめて感情豊かな人々が住んでいるこの国の中で、平然と語られているる生死の感覚というものに、どうしても違和感を感じずにはいられない。
 そういえばこの国の交通事故の死亡率は世界最悪レベル。ゴーカートのように車を運転する身なりのよいご婦人ドライバーの姿を車の窓越しに見るたびに、はたして命の価値とは何なのか、考えさせられる今日この頃なのだ。

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登録日:2008年 07月 28日 02:16:13

ラマ・ヤド(Rama Yade)

仏でベタンクール氏解放求めるデモ、カーラ大統領夫人も参加

【4月7日 AFP】パリで6日、仏系コロンビア人政治家で左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(Revolutionary Armed Forces of ColombiaFARC)」の人質となっているイングリッド・ベタンクール(Ingrid Betancourt)氏(46)の解放を求めるデモが行われ、カーラ・ブルーニ(Carla Bruni)仏大統領夫人が数千人の市民とともに参加した。
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(c)AFP

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 この写真だとカーラ・ブルーニの陰に隠れているけれど(ソースがAFPなのにあまりいい写真がない…)、サルコジ政権の目玉は彼女である。人権担当閣外相(副大臣級)であるが、メディアでの露出も政権内で際だっている。
 Wikipediaによると1976年12月13日生まれの31歳(就任時30歳)!。両親はセネガルのエリート層の出身。ユダヤ系の社会党政治家と結婚している。フランスには移民問題が深刻な国だが、外国にルーツを持つ人々でも、きちんとした教育ルートを上ってきた人間には完全なポスト(と権力への平等なアクセス)を保障するという点ではじつに徹底している。サルコジ大統領自身も(グラン・ゼコール出身ではないのが異例だが)、ハンガリー移民の子弟である。
 まさにフランスの多様性とサルコジ政権の抜擢主義を代表するような人事で、当人も政治家が出世の階段を上るというのはまさにこういうこと、という動きを見せている。
 スタイルのいい美人だからというわけではなくて(笑)、目が離せない存在になるはずだ。
 日本語での経歴説明を張っておきます。

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登録日:2008年 07月 03日 22:02:26

illiterate

アフガニスタンのヘロイン生産量、過去最高に

【3月7日 AFP】アフガニスタンのヘロイン生産量が2007年に過去最高を更新した。国連(UN)の国際麻薬統制委員会(International Narcotics Control BoardINCB)が、5日発表した年次報告書で明らかにした。同機関によると、アフガニスタンは「桁外れの量」のアヘンを生産しており、同国における2007年のヘロイン生産量は前年比34%増の8200トンとなっている。(c)AFP

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 事情をご承知のみなさんが多いと思うが、しばらく多忙につき失礼しておりました。
 ここしばらく支局は繁忙期だったので、通常体制に加え、いろいろなアルバイトさんなんかも使っていた。小生は現地の言葉ができないのだから、英語ができる人という条件になるとギャラは跳ね上がる。簡単な例を挙げると食べ物の出前一つ頼むにも、小生→英語ができる人→注文先→トラブル→英語ができる人が再度指示→到着→小生が支払い。みたいな複雑な経過をたどる。もちろん時間もかかる。
 ついでに言えば支払いをしてレシートが出ないのはもちろんのこと、「釣りがない(数百円レベルでも)」なんてことはしょっちゅう。というかこれまで、釣りを満額準備してきた出前の配達人に会ったことがない。

 同業他社と話す機会があった。スタッフを4人雇っているという。1人目は「助手」。2人目は「秘書」。3人目は「運転手」。4人目は「庭師」。「4人目は必要なんですか」と聞くと、「3人目の父親」だそうだ。さらに他の会社に聞くと「庭師」がいない代わりに「料理人」がいたりする。
 一見無駄なように見えるこういった雇用だが、外国企業が安易に切ると大変なことになる。彼らには彼らの横のネットワークがあり、さらには裁判所や政府も外国企業に好意的でないのが中東の常。下手をすると駐在員の任期が終わっても「出国できない」なんてこともあり得る(出国許可を出す条件に「裁判で係争中でないこと」なんて条件があったりする)。
 仮に4人制のオフィスを例に挙げたが、これにはきちんとした階級がある。お互いの領分に口を出さないのが不文律で、給料も全く違う。
 例えば1人目と2人目は英語ができ超高給。3人目は片言の英語と現地語の読み書きができ世間並み。4人目はいずれも怪しい、という感じだ。
 交渉ごとが不得手な小職は、4人を直接雇用する代わりに、アルバイト(この国で英語を使いこなすわけだから超高給だ)や、運転手の派遣契約(中間段階があるので直接雇うより高い)を使って、労務・雇用問題を回避している。
 しかし人数がいるから生産性が高いわけではもちろんない。たとえば、アルバイトに「掃除人に(現地語で)ここを掃除してもらいたいんだ。君はその前に業務終了で帰宅するから、現地語でメモを残しておいてくれればいい。僕はオフィスに残っているから、それを掃除人の彼に渡せばいいよね」という、言葉が通じない場合によく使われる手が、ここでは通じない。
 この国で決して珍しいことではないのだが、掃除人は”illiterate”(文盲)なのである。アルバイトの勤務時間はもちろん決まっていて、次の仕事(家事だ)が控えているから、残業はあり得ない。そうすると、「ここを掃除してもらいたいんだよなぁ」という切実な願いが、何日経っても掃除人に指示が伝わらない、オフィスは汚いまま、みんなが不快な思いをする。なんていうことも現実問題として起こり得る。

 逆説的に言えば、この国では「読み書きができないから掃除人」なのであり、「英語ができないから運転手」なのである。給料も職業によって決まる。「カリスマ掃除人」や「カリスマ運転手」はいない(日本でもそうかもしれないが)。
 職業の階層はかくして構築される。極めてマレにいる「英語のできる運転手」というのはたいてい訳ありで、長期にわたって雇い続けることが難しかったりする。
 しかも前述したように、庭師の息子は、たとえば運転手であり、代々同じ会社で働くことも多いのだ。この国で運転手が休暇を取るとき、代わりを務めるのは、タクシー会社が派遣してくる別の人間ではなく、同じ運転手の仕事をしている親戚であったり、息子なのだ。

 ビルに住み込んでいる掃除人の彼は好人物だ。小生が未だ持ち得ない家族もあり、たまに可愛い息子さんを一緒に連れてきて、オフィスで息子さんを遊ばせていたりする。自分の掃除人の仕事に息子を同伴して現れる、日本ではとても許されないような「人間くさい」行為が、逆に「ボスと家族ぐるみになる」職業倫理として、この国を支えている。
 小生より英語が堪能な「助手」によると、この国では地方の農村から実入りのいい仕事を求めて首都へ出てくる人間は引きも切らず、そのため働き手の不足する農村は、アフガニスタンから(合法、違法を問わず)の労働力に頼っているという。大陸国家らしい話ではあるが、いまは石油景気で建設ラッシュの当地ではあるが、いったんバブルがはじけたら、十分な職が残っているか、はなはだ心許ない。
 小生は一度、掃除人の彼の身の上話をぜひ聞きたいと思っているのだが、そこに立ちはだかる言葉と文字の壁は、果てしなく高い…。 

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登録日:2008年 06月 26日 01:32:36

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