ドゥンガはジーコになるのか、クリンスマンになるのか

ブラジル代表監督に、「鬼軍曹」ドゥンガ氏が就任

【リオデジャネイロ/ブラジル 24日 AFP】サッカーW杯で5回の優勝を誇るブラジル代表監督に、1994年サッカーW杯でキャプテンを務めたドゥンガ氏(Dunga、42歳)の就任が決まったと、ブラジルサッカー連盟(the Brazilian Football Confederation 、CBF)が24日発表した。
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AFPBB News


ブラジルでもやはり監督経験の無いドゥンガの就任について、不安視する意見があるなど賛否両論のようです。しかし、(監督経験に乏しい)かつての名選手を代表監督に据えるというのは、何か強豪国のトレンドになっているのでしょうかね?ドイツのクリンスマンしかり、オランダのファン・バステンしかり。

とは言え、クリンスマンもファン・バステンもコーチライセンスは取得していましたし、それぞれに適切な補佐がいました(特にクリンスマンのアシスタントだったヨアヒム・レーウは、欧州のクラブチームで相応の実績を残している)。要するに、監督はカリスマ、あるいは御神輿としてかつがれながら全体としての意思決定を行い、補佐が細かい戦術確認や修正を行うような体制ではないかと思われます。日本が単にカリスマとしての(それ以外の能力を期待できない)ジーコを監督に据えて、結局そのジーコが適性よりもファミリー優先で周囲を固めてしまったのとは、かなり性質が違うように思えます。まあ、典型的なブラジル人というのは良くも悪くもファミリーを大事にするということなので、これはしょうがない面もあるのでしょうけど。

ドゥンガは2004年頃にはまだコーチライセンスを持っていなかったようです。資格云々はともかくとして、チームの構成や方向性を定めるためには机上の知識も必要だと思うんですよね。とは言え、これは監督になると決まった以上もうどうしようも無いでしょう。後は適切な補佐を置けるかどうかで、これはドゥンガがヨーロッパ的に割り切った考え方で人選するかどうかに掛かっているでしょう。もっとも、ブラジルなら少々コーチ人事がグダグダだろうと、情実人事で代表選考が行われようと、結局南米予選くらいはすんなり突破してしまうわけですが。

こういう監督人事を見ても、いろんな意味でブラジルって独特な国だなあと思います。日本にとっては、選手の技能は真似すべきところでしょうが、戦略・戦術についてはあんまり追随しても得るものが無いんじゃないかなあ……

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登録日:2006年 07月 25日 17:42:22

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