2006年 08月 31日

2016年オリンピックについて、つらつらと

2016年夏季五輪 国内立候補都市は東京に決まる - 東京

【東京 30日 AFP】2016年の夏に開催される五輪大会の国内立候補都市選定委員会が開かれ、東京都が福岡市を押えて国内立候補都市に決定した。これを受けて東京都の石原慎太郎都知事は記者会見に出席し、笑顔で会見を行った。東京都は2007年に五輪開催都市として国際五輪委員会(IOC)に正式に立候補し、他国の立候補都市と2016年五輪招致を競う。(c)AFP/Ken Shimizu

AFPBB News


福岡で頑張って誘致していた方には申し訳ないのですが、国内立候補都市である東京と福岡という比較では、確かに東京を選ぶのが合理的な考え方だと思います。それは、以下のように考えられるからです。

(1) シドニー、アテネ、北京、ロンドンという開催地の流れから考えて、今の五輪がいかにダウンサイジングを謳おうとも、結局は大会規模から見て首都クラスの都市でなければ開催が難しいのでしょう。

(2) あるいはグローバル経済の中で、キャッシュフローがどこを通るかという問題もあると思います。地方都市が予算を投じても、恐らくキャッシュフローは経済的首都に吸収されてしまい、赤字になるだけなのではないでしょうか。

(3) 国家間の招致合戦になった場合、東京の知名度は福岡より大きな武器になるはずです。広島、京都なら知名度もあると思いますが……

さて、これで東京が「日本代表」になったわけですが、他国都市との競争という点ではいろいろ不利があるはずです。何と言っても2008年が北京なので、わずか8年で再びアジア開催というのがIOCに受け入れられるかどうか。日本の高い(らしい)物価、地震国という評判なども、あまり良い印象を与えないでしょう。加えて、旗振り役である石原知事が何かとアジア諸国との間に波風を立てる人というのも難点です。IOC委員に日本からは2人、知事と仲良しの台湾からは1人だけですが、中国・韓国・北朝鮮は合計5人います。初期の投票でこの5票が勘定できないのは、結構厳しいんじゃないでしょうか。

まあ、この辺は他の候補都市との比較という相対的な観点ですが、「東京でやる意味あるの?」という絶対的視点もありますね。
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登録日:2006年 08月 31日 16:21:54

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