サポーターも「日本化」を目指そう
【11月13日 AFP】イタリア・セリエAのラツィオ(SS Lazio)のサポーターが警官の誤射により死亡する事件が発生したことを受けて翌12日に緊急会議が招集され、18日に予定されていたセリエBとセリエC(2部と3部)の試合を延期する決定が下された。
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(c)AFP/Gregoire Lemarchand
一部Jリーグクラブのサポーターは、欧州や南米のスタジアムの雰囲気に強く憧れていて、どうにも危険一杯な雰囲気を作りたがってるようです。
恥ずかしながら、我がFC東京でも一昨年(2005年)に一部サポーター集団がホームスタジアムのコンコースで示威行為を繰り広げた挙げ句、傷害罪で1名逮捕。クラブの汚点といっていいでしょう。
悪名が高いと言えば浦和レッズ。彼らが揉め事を起こした後は、あらゆるスタジアムで「アウェイからホーム側に移動することができない」ような措置がとられてしまいます。昔は横国(日産スタジアム)もグルッと一周できたのに。もっとも、他にもガンバやら柏やら、いろんなクラブでサポーターが揉め事を起こしています。
騒ぎたがる一部馬鹿のみならず、クラブ関係者の中にさえ「危険な雰囲気」を許容どころか助長しようという向きもあります。浦和レッズの犬飼元社長。アウェイ側サポーターの席をアクリル板で遮ってしまおうなどという、とんでもない発言を2005年に行っています。ヒルズボロの悲劇が起きた原因の一つにフェンスの存在があった(圧死者が多かった)ということを知らないのでしょうかね。そういう人間が今やJリーグの専務理事をやってるというのは……
さて、その一方でアウェイ客を「もてなしの心」で迎えるスタジアムもたくさんあります。特に出色は日本平の清水エスパルス。入口は共通、食い物もたくさん用意されてますし、アウェイ客にも「日本平へようこそ!」のアナウンス。締めは戦わずして敵の戦意を喪失させる、パルちゃんのほのぼのパフォーマンス。
甲府や川崎も、(試合中は真剣ですが)イベント進行自体はかなりほのぼの感があります。これらのほのぼの感は、別にアウェイ客向けというわけではなく、ホームタウンの人たちが家族連れで安心して観戦できる雰囲気作りと言えるのではないでしょうか。
イビチャ・オシムは、日本人がいくら欧州や南米のサッカーを模倣しても勝つことはできない、「日本サッカーの日本化」が必要だと説いています。サポーターだって、欧州や南米を模倣する必要は無いでしょう。ほのぼの、穏やか、これでいいじゃないですか。
スタジアムをフェンスで囲まれ、警官に取り囲まれ、死人まで出して、それでサッカーが強くなったって誰も嬉しくないでしょう?
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登録日:2007年 11月 13日 18:46:25
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