敗因は何なのか
【8月13日 AFP】北京五輪、男子サッカー・一次リーグB組、オランダ対日本。試合はすでに一次リーグ敗退が決まっている日本が0-1でオランダに敗れ、3連敗でB組最下位に終わった。一方で勝ったオランダはB組2位で決勝トーナメント進出を決めた。(c)AFP
失敗学、というのも世の中にはありますし、かの野村克也監督の『負けに不思議の負け無し』という格言もあります。
個人的に着目したいのは、U-17世界選手権。これ(1999年)に出場できなかったことが、いわゆる「谷間の世代」が谷間とよばれる所以ですね。2001年は出場できていたのですが、年代がちょい下なのでアテネの代表の中では少数派でした。今回の北京オリンピック代表も、2003・2005と続けて大陸予選で敗退しています。
いずれの世代も、ワールドユース(U-20ワールドカップ)やオリンピックには続けて出場できています。しかし、これはどちらかというとアジア諸国で18歳以上のプレー環境が整備されていないため、そうした環境に優れる日本の戦力が相対的に整備されているように見える、ということではないでしょうか。
選手の地力(よく個の力、と言われますが、戦術理解や試合ごとの意思統一など、チームとしての相互作用も含めた地力と考えてください)が問われるU-17くらいの年代では、まだまだ日本はアジアを突破する力を持ってないと思えます。当然、その程度の能力のままワールドユースやオリンピックに出場しても、同じようにプロリーグが整備されている欧州や南米相手では、全く歯が立たないということになります。
ということで、世界と伍して戦うにはU-17世代の強化ではないか、と思うわけですが、これって結構難しいですよねえ。何よりも、強化に携わる大人の側をもっと整備しないといかんと思うのです。
もちろん全国各地の高校やユースチームに、優れた指導者はいます。しかし、それぞれの指導の独自性を尊重しつつ、その中である種の方向性を作り出したり将来に繋がる代表メンバーのセレクションをしないと、強化にはなりません。また、たまたま優れた指導者がいますよ、ではなく、出来るだけ多くのプレーヤーが優れた指導者に会う機会を作らないと、良い才能も埋もれてしまう可能性が高くなります。若年指導者の底上げ、緩やかであってもはっきりした「日本としての」方針策定、といったことが必要でしょうね。
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登録日:2008年 08月 14日 02:58:14
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