「何か」を掴んで、帰って来い!茂庭(と駒野)!

<06サッカーW杯>ブラジル戦の先発メンバーは秘密 - ドイツ

【ドルトムント/ドイツ 21日 AFP BB】日本代表は21日、ブラジルとの最終戦に向け、試合会場となる競技場でミニゲームや、シュートなど軽めの最終調整を行った。ジーコ(Zico)監督は最終戦の先発メンバーは公表しなかった。日本代表が決勝トーナメント進出を果たすには、最低でもブラジルに2点差で勝たなければならない。写真は、シュート練習を行う中田英寿(Hidetoshi Nakata)。(c)AFP BB/SHINYA HAGA

AFPBB News


さて、ブラジル戦まで残り9時間を切ったわけですが。

先のエントリーでも書いたように、ジーコジャパンが結果にこだわり過ぎてしまった結果、日本のサッカーにある種の断層が出来てしまうのではないか、ということを僕は危惧しています。それを回避する希望の星(笑)が、今回の最年少年代であり、ともにJリーグで活躍している茂庭と駒野の2人でしょう。

加地のバックアップとして緒戦にフル出場した駒野はもちろん、茂庭も予想外の出場を経験して、きっと何かを掴んでいると期待しています。たとえば、どんな状況にでも対応する精神力や知性の大切さは、あのオーストラリア戦の大逆転負けから是非汲み取って欲しいです。あるいは、選に漏れた松井や阿部、怪我で帰国した田中のことを思い、控えであってもチームの一員として全力を尽くすこと。一方で、(矛盾する感情かも知れませんが)控えに甘んじることの悔しさ、レギュラーポジションを獲りたいという欲求。

何はともあれ、こうした諸々のことを自分の血肉にして、プレーヤーとしてより成長していくことが肝要でしょう。それは一人のプレーヤーとして見たときも、また我がの最終ラインを守る男としても、期待したいところです。広島の駒野」にあんまり成長されると困るけど(笑)

同時に彼らが得たものを、言葉でもプレーでもいいから明確な形で見せることで、より若い世代に対して世界体験を伝えていくことを期待したいです。

世の論調はどうにも「海外リーグに行かないと駄目」みたいな方向に行きがちですが、そもそも国内にしっかりしたプロリーグの基盤がなければ、アフリカ系民族のような身体能力の無い大多数の日本人プレーヤーが、欧州で互角以上の勝負が出来るとも思えないんですよね。実際問題、Jリーグが出来る前に海外リーグに挑んだ選手は(奥寺、カズなど)ごく限られていたのですから。そんな意味で、Jリーグが伸びていくためにも茂庭や駒野には何かを掴み、それをJリーグに還元して欲しいのです。

彼ら2人が所属するのが、ともに若手起用に定評のあるクラブである東京広島だというのは、偶然ではないでしょう。彼ら自身、もっと若い頃から積極的にJで使われていたからこそ今があるわけで。でもって、クラブに戻ればさらに若い世代が待っています(東京なら、増嶋竜也や梶山陽平!)。身近な存在からの世界体験の伝達が、日本サッカーに良い還流を引き起こすことを望まずにはいられません。

……まあ唯一の不安と言えば、茂庭は良い話でもネタにしがちな点でしょうか。
モニの話は半分くらいに割り引いて聞いとけよ、増嶋・梶山。

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登録日:2006年 06月 22日 18:55:34

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