2007年 06月 05日

『美の巨人たち』ターナー「ノラム城日の出」(イギリス)

ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー-Wikipedia
(1775.04/23-1851.12/19)

ウチの母上が大変褒めていたんですが。「ノラム城を描くたび、どんどん輪郭が消えていったのです」という解説に「だんだん目が悪くなってたんじゃね?」と言った時にきっとその通りねー、とか答えてたのでどっちかわかりません。
ヨーロッパの美術館で、なんで一人だけ印象派の絵の中でなんで一人だけイギリス??
という疑問を抱いていたそーです。

彼の死後10年頃フランスの印象派の若くてやんちゃな画家どもから「僕ら先越されてたね!」という手紙が届いたのがなによりの評価、賛美だったんでしょう。でもぶっちゃけてなに描いてあるかわかんねー(貴様)。
写実全盛であった時代に、霧の風景、汽車の速さ、嵐の海を描こうとしてその受け皿を持たない世間からバッシングを受けましたが、なんでも若い頃は金! 名声!! という目的しかなかったんですってよ? んでもそっから評価にめげず意見も曲げずに失踪し。
身分偽って生涯“ノラム城”つー、在りし日のイングランドのスコットランドの境の町で野晒しになってた城を描き続けたって結論までに不思議とブランクもない。

自分の凋落した身分と重ねてたっつーけど、争いから縁がなくなったノラム城も彼も単に幸せだったんでねぇの。目的のための絵が好きになっちゃったんでしょうかね。
あ、同じか。やっぱり。

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登録日:2007年 06月 05日 02:03:36

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