2007年 08月

『爆笑問題のニッポンの教養』#5 田沼靖一(生化学)

サブタイトルは“ヒトはなぜ死ぬのか?”。
なんというのかまあ一言で言うと生きているからですが、この回で話されていたのは事故や病気などの突発的な事情での死が主ではなく(細胞の事故は扱われてましたね、口の中の粘膜の細胞を採取して顕微鏡で見てましたな)、遺伝子にどうも元から組み込まれているらしい「寿命」のこと。
これがどのように管理されているのかというと細胞の分裂回数に限界があるのだとか。
てか、確かそれってあんまりコピーにコピーを重ねてると、ミスコピーが出てくる可能性があるからという説明がされていたような気もするなぁ。どこで見たんだっけ?

番組内でも触れられていたガンの細胞分裂には際限回数がなく。
それによって人間が永遠の寿命を手に入れられるかもしれない、というのはわりと有名というか知られているのではと思うのですが、よく考えたらあれはもともとエラーコピーのことだからなぁ、単に寿命装置が壊れちゃってるんだ、というほうが正しいのかも(それにガン細胞って役割こなせんのかなぁ?)。

そして生物進化の一体どこで「寿命」が現れたのか、というと性別が出来た時点。
性が現れて死が現れたらしいのだとか、雄雌ってそもそも遺伝子を掛け合わせて新しい個体を作り出すためのシステムなわけで、つまり「個性」「個体」というものが生じてその引き換えに死が運命付けられたということになるみたいですね。
確かにそうしないとまた次の個体が出来ないわけなんだけどもさ。
それを知っていたというか、必要と思ったのは誰なんでしょうね、不思議だなぁ。

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登録日:2007年 08月 31日 02:18:52

『爆笑問題のニッポンの教養』#4 山岸俊男(社会心理学)

サブタイは“人間は動物である。ただし…。”、てか、途中で録画切れました...orz
(幸いリアルタイム放送の時に最初に見た回でもあるんですけどね。)

社会心理学なんて聞いてしまうと、アイザック・アシモフの≪ファウンデーション≫シリーズを思い出してしまうわけですが、心理歴史学だったかぁ、まああっちは予知まで入っちゃってるわけですが。そーいや「ちょこちょこと歴史に現れるイレギュラーは僕らの領域じゃないねぇ」と似たようなこと言ってたわ。
ところで集団心理学とはどう違うのでしょうか。
しかしまあ太田さんと田中さんは正反対だなー、とつくづく思うわけですが、“全員が寄付した金額を合わせて二倍した金額が返ってくるよ”というゲームで100円と千円(全額)ぽんと寄付してしまうその違いったら。

てか私、田中さんは信じて裏切られても平気だと思うのですよ、本質的に。
日本人が相互扶助で素晴らしい民族だ! と褒めてくれているところで、そーかぁ? と言い出してそれを証明までしてしまったという先生に対し「それって日本人的だよね」と言ってのける太田さんもすごいと思うわけですがもちろん。
見張ってれば他人のために働くけど、誰もいないとサボるよん、という民族なのだそうですよ、言われてみればそんな気がしないでもないんですが。そして見張りあってる環境で信頼なんて必要ないよね、というのももっともです。
相互監視ルールが壊れてしまった時、どうなっちゃうのかね、日本は。
というのが示唆的というか、なかなか面白いなと思いました。どうなるのかね。

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登録日:2007年 08月 30日 04:48:53

『爆笑問題のニッポンの教養』#3 井田茂(惑星科学)

サブタイトルは“宇宙人はどこにいるのか?”。
まあはっきり言ってこの回はほとんど脇目を振らない見事にそのままの回で、ちょこっと太田さんが余所に連れ出そうとしてみたもののいまいちの反応だったというか「いや面倒いし、妄想でどこにでも行けるんでここにいます」とか返されてしまいました、そーいや哲学の回だったかで完全に対立して最終的に和解までやらかしてたこともありましたねぇ。

「宇宙人はいると思いますか?」という質問は全くナンセンスというのは賛成。
まずその定義から入りやがれ、ということで、とりあえず生命体は地球以外にもありえるんかね、というふうに規定していくと「まあいるんじゃね?」というわけでなにが必要かというと水がいるのではないのかと。
あと知的生命体になるために酸素がいるかもねととりあえず規定。
(実は先生が口にしてたのは水じゃなくて“液体”だったんだけど、その後の計算が完全に水だったので水ということで仮定。ちなみに水以外の液体でも生命体可能なんじゃないかという珍説を立ててそのテーマで小説を書いたSF作家は愛してます。)

・水が惑星に定着するにはまず適度に恒星から離れている必要があり。
・遠すぎると凍っちゃうからやっぱり駄目。
・そして惑星そのものが小さすぎると空気層が存在せず。
・惑星がでかすぎると木星みたくガス状になっちゃって駄目よんと。
太陽系内には地球一個だけど、他の恒星の廻りには地球と同じゾーンに存在する星もあるんじゃね? という説を立ててたら実際に見付かったとのことです。

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登録日:2007年 08月 29日 18:26:11

『爆笑問題のニッポンの教養』#2 中沢新一(文化人類学)

サブタイトルは“現代の秘境は人間の‘こころ’だ”。
正直、なにがどうなっているかわからないうちに始まってなにがどうやって結論に至ったのかそれともそんなものが必要がないのかわかりませんが、あれだけ派手な内装なのに案外趣味いいな、というか、レポートとして飾られてた絵がどんだけじゃあ! というか。
抽象画わかんないけどあれいいなー! でかいけどな。

あと、爆笑問題はやっぱり誰がどう測っても相性がいいんですね。
片方が蛙描いてて片方が蛇描いてたのを見て、誰がどう見ても示し合わせたんだとフツーなら思うんでしょうが、彼らなら信じます。捕食関係、納得です(ちょっと)。
文化人類学というのが正直なにかわからず、民俗学みたいな?
と思ってWikiのページを眺めて見るんですがいちいちあれやこれやと騒がしい人ですね、自業自得のもあるけど、特に彼のせいじゃないことでも妙に拗れるというかなんというか、当人は広ーいスペースでここはディスコやクラブの建築してる人が造ってくれたのでー、とあっけらと言ってしまう人、、、やっぱり揉めますよね、すみません。
神社仏閣の書き込まれた縄文時代の地図を出してきて。
「昔は水辺がこんなに奥まで入り込んで来てたんだよー」と告げますものの、そして見事に水辺を避けて神社が建ってるわけなのですが、笑ってるばかりでなんでそうなったか教えてくれない。いや、その後の山の手線は神社近辺が開発なかったからっていう説明してましたけど、まだわかんないというか説明出来ないということでいいのかと。

東京がごちゃっついてるのはマイナスだと思ってましたが、自然って解釈もあるのか。

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登録日:2007年 08月 28日 19:27:51

『爆笑問題のニッポンの教養』#1 浅島誠(発生生物学)

サブタイは“命のかたちお見せします”でした、蛙飼ってイモリ飼って。
還暦の誕生日に作ってもらったイモリの銅像が持ってる卵が、なんか「ここから分離する寸前なんですよー」とにこにこ自慢してるんですけどわかんねぇ、というのが彼の人柄の全てを語っているような気がします。爆笑問題の突っ込みはいつも真っ当的確ですね。
なんというか、わかんない人らすら生温く見守るスタンスというところ特に。
だって愛情に溢れててなんか突っ込んでも虚しいもん。愛は大事ですよ。

年間予算30万でもって、「一つ細胞が分裂し、生物を作るためにはなにかそれを先導する物質が存在するはずだ」というハンス・シュペーマンという学者の世界中の研究者が呼応した発表に生涯を捧げる決意をし、≪アクチビン≫という物質を見つけ出したそーです。
てか、なんでノーベル賞取れないんですかね? 充分価値ありそうだけど。

で、蛙の受精卵の前面のぽちぽち部分を切り取り。
そこで「いとーさん」を呼び彼の作った心臓を見せてくれました、彼は心臓作りのエキスパートなんですと、またにこにこ。いとーさんは先生の作品ではないはずですが(太田さんがそう言ったのさ)。てかね、ぶっちゃけ臓器を個別作るよりいとーさん丸々一個のほうが今の技術では楽なんですよねー、学者は言わないけど。
(小説家とかジャーナリストが結構ずけずけ言うからたまに聞く。)
上記のアクチビンの量によって形成される器官が違ってくるのだそうですよ。
でも彼は、あくまで生物の体が形成される仕組みが知りたいのだと。
イモリの前で人間は謙虚でなきゃなんないな、と言われるわけですヨ。

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登録日:2007年 08月 27日 02:23:33

『世界遺産』#557 プランタン-モレトゥスの家屋・工房・博物館複合体(ベルギー)

プランタン=モレトゥスの家屋・工房・博物館複合体-Wikipedia

活字印刷の、まあ、中興の祖みたいな感じ?
若い頃に暴漢に襲われて身体の自由を失ってしまい、印刷業に携われなくなってしまった彼は、よっしゃーそれならば、と工場を造って共同流れ作業にして効率アップを図ったのだよ、という転んでもただでは起きない人のようで。
彼の関った印刷に関係する土地がまとめて世界遺産になった例ですか。
前にも建築家の一まとめってあったけど、結構珍しいよね。

一つの文化の流れそのものを作ったということになるんでしょーかやっぱり。
ある意味で印刷ってのは知の一般化というか共有になりますわけで、聖書を印刷したいなー、という時に王様にせっせと根回ししたり、実は前にこの方の印刷した本を読んだことがあるのですが(確かこの人だったと思う、というか他に条件ある人いねぇというか)、がつがつと口出しされたそうですよ。
今の出版社みたいなところも兼ねているわけですね。印刷業というより。
印刷の可能性を信じて、それを自由や発展だと信じ、そして実際に文化の担い手になりました幸福な人の例でしょうか。生涯をフォント集めに熱中したりもね。

“黄金のコンパスにて”という商標を使い。
一番有名なのは複数の言語に翻訳されている聖書『ビブリア・ポリグロッタ』。
2005年、文化遺産に登録される運びになりました。

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登録日:2007年 08月 26日 15:36:31

『美の巨人たち』シリーズ“夏休みに見に行こう”円空「洞戸 三尊像」

ついうっかり、この回から見てしまったんですが、12万体を30歳から64歳までだかでどういうペースで作ってたのか気になって仕方がないわけですが(あれ、晩年の三年間は作ってないんだっけ?)、つーかなんだありゃ?!
「僕たち、トーテムポールですか?」みたいなことを聞いていたような気がするんですが。
気の迷いだったらごめんなさい、あの手のキャラが好きで!
十一面観音だとトーテムポールよりもトーテムポールらしいと思います、南米に置いておいたらきっと色が、多分原色が。なんか違和感なさそうというか。

円空さんは生涯に12万体の仏像を作ろうと志し。
旅に出掛けてその旅先でぽこぽこ作りまくっていたというんですが、だからペースは。
そして“彼が暮らしていた洞窟”というのが紹介されていたんですが、あれは窪みなんじゃないですか、いや風雨、、、雨だけかな、雨は凌げますが。てか山の中じゃないですか、食い物どうしてたんですか誰か運んでたんですか。
食べに往復してたんでしょうか。
人のために生涯仏像を作り続け。

≪三尊像≫ってのは生涯最後の作で、特になんの賞も特典もないのにとある村が大事に取っておいた像っす。十一面観音菩薩立像・善女龍王立像・善財童子立像の三体。
とりあえず来世も頼まぁ! という内容のようです。
最後くらいは自分のためにー、ということなんでしょうか。
あと、プレゼントされる円空兄弟に吹いた。て、モデュロール兄弟バイトww

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登録日:2007年 08月 25日 01:08:15

『食彩の王国』#191 レバー

少し癖のある味の牛の臓物、やきとりだと特に御馴染みですね。
レバーが平気で肉が好きな体質なので、とにかく涎が止まんかったです。
つーか、昔と比べて格段に美味しそうになりましたよねぇ、どす黒い赤もしくはごろんとした茶色い塊だったのが奇麗に透き通った血の色だもんなぁ。
レバーの刺し身って一回でいいから食べてみたいなぁ、いいなぁ。

そもそも日本では、トンカツの華やかなりし頃、揚げ物として安く供された時にも「肉フライ」という隠れた名だったわけですが(薄切りで揚げてれば確かに気にはなるまい)。
しかし、戦後、食料を売るのにいちいち制限がされてましたという中。
規制の対象外だったという臓物は本当に珍重されたそーです、ああ、そーいや、アメリカ大陸の黒人奴隷が豆と臓物のスープで命をつないだって話があるよな。どこでもまあ似たようなものなんだな、というか、多分腐敗が早いんでしょうね、それはしゃあないか。
捨てるもの=ホルモン、だと私は聞いてましたw

んで、韓国ではなんで食われてたか、ということをちょっと考えてみたんですが。
貴族階級が丸っと一頭食べてしまうんなら鮮度なんて問題になんないか。
仏教が盛んだったので肉食が戒められていた中(あと牛が貴重な労働力だった)、貴族階級の特権として習慣が広められたそうで。そーいや、日本でも仏教のためにあまり肉食が行われていなかったのでそもそも肉食の習慣も近代以降なわけですが縄文時代には記録が残ってるみたいですよ。若返りにいいぜー、と訳してました。
ところでそれはなんの臓物かしら? 「我」という漢字が怖いですーw

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登録日:2007年 08月 24日 01:06:48

『民衆が語る中国・激動の時代-文化大革命を乗り越えて』4)改革開放への胎動

一言で言ってしまえば、中国人(大雑把な意味)と日本人というのは似て非なるものというか、似てる分だけ案外面倒というか。周恩来氏のことをわりと好きな日本人が多いのも、彼がわかりやすいからだと思います単に(善悪は好意にあんまり作用しませんね)。
日中友好にパンダくれたし、んで彼、死ぬまで毛沢東を嫌えなかったんじゃないのかと。
資本主義がそこまで「いいもの」かどうかってのはむしろ今この年に、隣の国の人間が胸に手ぇ当てて考えるべきことだと思います。私はそうは思わない。

四五天安門事件-Wikipedia
毛沢東が病に倒れ、四人組が跳梁跋扈し。
最後の砦だった周恩来が死亡、その抗議活動の流れが天安門事件を引き起こし。
(天安門事件は二回存在します、正直性質は似たようなもん。)
それでも消えなかった“違和感”が毛沢東の死後噴出、四人組を倒し、皆で我に返り、そして文革そのものを恥じて(被害者も加害者も両者兼ねる人も)地中に埋め。
忘れようとして鄧小平の改革開放に乗り。
今もその流れから外れてません、路線の変更らしきものは現在に至るまでありません。
文化大革命は外から起こった模倣でもないし、権力者のコントロールからははるかに外れて、四人組が憎まれているのも感情的な問題が大きいんじゃないのかと、正直。
正しいか間違っているかはまず置いておいて、意義があったのかどうかは、他国の人間が口を出していいものやらどうかまず迷います。意味は、というのならば、どう考えてもあの時あの時代あの国の大半の人間の本音ではあったと思います。
やっと冷静に語ることが出来、いつか評価することも適うんでしょうか。

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登録日:2007年 08月 23日 15:03:33

『民衆が語る中国・激動の時代-文化大革命を乗り越えて』3)下放・ 若者大移動

文化大革命-Wikipedia

番組内でも語られていた“批林批孔”、失脚した林彪と共に孔子を批判することによって、周恩来を遠回しに批判するのだ、というプロパガンダですが。
これは中国語読みでピーリンピークン(北京語の場合ね)、なんで知っているのかというとあちらの情報でそれを聞いているからですが、これは「周恩来といえば中道、中道といえば孔子だから」という説明がありましたが(この時点で大概)。
孔子が尊敬していたのが周の文王だったから、というのが私が聞いた内容。
中国人って歴史に詳しいんだなぁ、とその時は感心してました。
ええまあ、なに言ってんだ一体、とやっぱり当時の人も思ってたのか...orz

この回は“下放”、若者の政治闘争を一旦静める意味合いと。
失業対策を兼ねて農村に若者を強制的に振り分ける、という政治政策。
その無残な失敗と、成果が上がらないことによって周恩来さん(裏でちまちまちまちまちまちまちまずっと火消しやってるんだよ;)が自分の側近たちを呼び戻し、そのうちの一人、鄧小平が緩和政策を取り。
なんとかなんとか若者たちが戻ってこれることになった、というのが流れ。
農村行きにしても政策にしても、どうも頭で考えてるっつーか、思いつきみたいなことやってるから失敗するんでしょうが、それを認めることも出来ないんでしょうが。
それで10億人の国を動かすんだから無茶な話です。
この時期になると毛沢東が病み、彼の妻を含めた四人組が台頭しているのですが。

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登録日:2007年 08月 22日 19:30:47

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プロフィール
紅夜
(女)
世界が平和じゃないとご飯の味が落ちてしまいます!!
(という感じのネタっぽいのに変えてみました。)
今年の目標は目指せ食料自給率あっぷでお願いします(とりあえず自分のこと棚上げるし)。
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