2008年 05月 05日
巨大サイクロン・ナーギス直撃のミャンマー 嵐が去ったのちに
サイクロン「Nargis」ミャンマーで猛威、死者350人以上
【5月4日 AFP】(5月5日 一部更新、写真追加)ミャンマーを2日夜から3日にかけて大型のサイクロン「Nargis」が直撃し、少なくとも351人が死亡、約10万人が家を失った。
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(c)AFP
大型サイクロン「ナーギス」に襲われたミャンマーの被害状況が次第に分かってきた。BBCは、政府発表の数字として、少なくとも351人が死亡したと発表した。DVB(ビルマ民主の声)が動画でヤンゴン市内の状況を詳細に伝えている。
BBCビルマ語国際放送は、電話取材で市民の声を集めている。
ヤンゴン市内の女性の話では、「バスの運行数が非常に少なく、同じ場所に行くのに乗り換えが必要で、運賃も5倍かかっている。卵も130チャットから300チャットに、油も4600チャットから7000チャットになっている」と物価の急上昇を訴えた。
ガソリンの値段も上がり、軒並み物価が上昇している。停電のため、水のくみ上げが難しく、市民は水や食糧の確保に懸命となっている。
被害の中心は、エーヤワディ管区のいわゆるイラワジデルタ地帯周辺とみられ、政府発表で222人が死亡したといわれる。しかし、交通・通信状況の悪いミャンマーで被害の状況を把握するのには未だ時間がかかる模様だ。
日本のメディアは、今回の災害で5月10日の国民投票が延期される可能性があると指摘している。
こうした自然災害は、おそらくミャンマー国民の間で何らかの意味づけが行われるだろう。「軍事政権が無理やり承認に持ち込もうとしている国民投票をやめさせるために、サイクロンがやってきた」、「政府は今回の被害を予測していながら、十分な対策を講じなかった。被害後、軍の活躍を国民に印象付け、軍の役割を承認させるためだ」など、さまざまな言説が飛び交うだろう。人々の現状を最も説明しユーモアのあるものが広まり、人々の現状認識をかたちづくるだろう。
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登録日:2008年 05月 05日 12:00:10
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