2008年 05月 07日

ミャンマー・サイクロン被害 デルタ地帯ラプッタ郡住民の証言

インド気象庁、ミャンマー政府にサイクロン情報を48時間前に提供

【5月7日 AFP】2日夜から3日にかけてミャンマーを直撃し死者2万2000人以上、行方不明者4万人以上を出している大型サイクロン「Nargis」に関し、インド気象庁(Indian Meteorological DepartmentIMD)は6日、ミャンマーに対しサイクロン直撃の48時間前に警告していたことを明らかにした。
≫続きを読む…
(c)AFP/Pratap Chakravarty

AFPBB News


 ミジマやイラワジは、サイクロン「ナルギスNargis」で大きな被害があったとみられるエーヤーワディ管区ラプッタ郡のNLD党員の証言を伝えている。
 男性は、国民民主連盟(NLD)ラプッタ郡支部の副議長で1990年の選挙で当選したエーチュー氏。ミャンマー政府がラプッタ郡での死者を約1,000人と発表したため、現状を伝えるために5日にラプッタからヤンゴンに来たという。
 エーチュー氏の話によれば、ラプッタ市中心部でも水は腰ほどの高さまで浸り、町はずれでは胸くらいの高さがあったという。
 「町の南部、海とつながっている地域の状況は最悪だった。大きな川が3つあり、その近くの村はすべてなくなった。水の高さが15~20フィート(約4.5~6m)あり、人々は家の屋根に避難したが、強風と高波で家がつぶされ、多くの人がのみこまれ亡くなった。4~5千人の村で生き残ったのは300~400人だった。ピンサルー村、ディンガンヂー村、ユエエーディー村は最悪で、他の村もほぼすべて破壊された。ピンサルー村で生き残った若い女性に尋ねたところ、4~5千人の村民のうち200~300人くらいしか助からなかったと話した」。
 死者1,000人という政府発表について、エーチュー氏は「村ごと壊滅した村が多くある。ラプッタ周辺の河口部では、多くの村が村ごと破壊された。助かったのは10人のうち3人程度だ」と発表よりも多くの死者がいると述べている。
 ... 続きを読む

カテゴリー[ 災害 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2008年 05月 07日 22:07:45

サイクロン被害 イラワジデルタの村「4,000人中200人のみ生存」

画像

 BBCは、サイクロンに見舞われた際にヤンゴン市で撮影された映像を公開している。ヤンゴン市中心部のトレーダーズホテルの中から3日朝に撮影されたものと思われる。風雨のすさまじさが分かる。
 ニューヨークタイムズが作成した図によると、サイクロン「ナーギスNargis」がヤンゴン市を通過したとき、風速は36メートルだった。最初に上陸したエーヤーワディ管区南西部のハインジー島やラプッタ郡では風速54メートル、その後に通過したボガレーやピャポンで風速44メートルであり、ヤンゴン以上の強い風雨に見舞われた。サイクロンはデルタ地帯の河口に近い地域を縫うように進んでいる。この地域の人々の多くは、竹や木で立てた簡素な家に暮らしている。
 BBCビルマ語国際放送は、エーヤーワディ管区のラプッタ郡の状況を伝えた。
 ラプッタ郡出身の国会代表の話では、町に避難してきた村民に尋ねたところ、その村では「4,000人のうち200人ほどしか生き残らなかった」と話したという。家が浸水したため、屋根に登ったところ、激しい風雨と高波で落とされ、木などにぶつかり、体中を負傷していた。ラプッタ郡には約560の村があり、そのうちの約320村が大きな被害を受けたという。人口は10万から12万人という。町に避難した人々は、食料、水、治療をじゅうぶんに受けられないままでいるという。
 ミャンマー政府はラプッタ郡での死者を約1000人と発表しているが、ラプッタ郡からモーラミャインチュン郡一帯で数万人規模の死者が出ている可能性がある
 ... 続きを読む

カテゴリー[ 災害 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2008年 05月 07日 00:01:07

カレンダー
< 2008年 05月 >




1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
プロフィール
赤津陽治(Yoji Akatsu)
yojiakatsu@gmail.com
最近のトラックバック
検索