ミャンマー国内でデモが続く

ヤンゴンでは8月19日から連日デモが続いている。ミャンマー国内でこうした動きがあるのは異例だ。
デモに参加した数百人の人たちは、プラカードを持っているわけでもなく、シュプレヒコールを叫ぶわけでもなく、ただひたすら歩いた。
きっかけは、政府が燃料の公定価格を大幅に値上げしたことだった。バスの運賃は2倍に値上がりし、一部のバス業者は混乱を避けるために一時運行を停止した。 そうなれば、庶民は「もうこうなったら歩くしかない」という気持ちになってしまう。そうして歩いた人たちがデモ隊になってしまったのである。
今回の動きを主導したのは、「88学生世代」の元学生運動指導者といわれている。政治活動を封じ込めようとする軍事政権下、彼らは何とかして風穴を明けようとしている。
デモを止めさせようとする官憲に対して、おそらく彼らはこう言っただろう。
「バスはあまり走っていないし、高くて乗れない。私も行かなきゃいけないところがあるんですよ。後ろのあの人たちもたぶんそうなんでしょうね。では失礼」
軍事政権は、こうした指導者ら45人を拘束したが、彼らの論理にどう立ち向かうつもりであろうか。
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登録日:2007年 08月 25日 13:03:36
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