警告前に銃撃:銃撃された長井さんを撮影した米国人カメラマンが証言
昨年9月27日にヤンゴンで治安部隊に銃撃されて亡くなった長井健司さんを撮影したロイター通信カメラマンのアドリース・ラティーフ氏は8日、東京・青山で開催されたDAYS JAPANフォトジャーナリズム賞の授賞式で、撮影当時の状況を語った。
ラティーフ氏によれば、9月27日午後12時半頃、銃撃現場のスーレーパゴダ付近に着くと、若者たちがスーレーパゴダ付近にいた兵士にヤジを飛ばしていたという。数分後、群衆は数百人から数千人に膨れ上がった。当局は有刺鉄線の束を置いた。ラティーフ氏は、1988年の民主化運動で何千人も殺害されたことを思い出し、近くの陸橋に登った。軍用車が2台と多数の機動隊員を載せた車がやって来たとき、若者が果物やミネラルウォーターを投げつけた。陸橋の上で望遠レンズに付け替え構えてすぐに銃撃が始まり、銃撃された長井さんを撮影した。撮影時の時間は、現地時間午後13時半頃だったという。
また、当局が群衆に立ち去るように警告したのは、銃撃の後、再び群衆が集まってきたときに行なわれ、銃撃前に警告はなかったという。
アドリース・ラティーフ氏は3月10日に東京・中野で報告会を行なう予定。
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登録日:2008年 03月 08日 21:21:42
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