サイクロン被災地域の国民投票を延期 ミャンマー政府発表

 日本経済新聞やAP通信の報道によると、ミャンマー軍事政権は国営メディアを通して、5月10日に予定している新しい憲法草案に対する国民投票を一部の地域で延期すると発表したという。延期されるのは、今回のサイクロン「Nargis」で甚大な被害を被ったエーヤーワディ管区の7郡とヤンゴン管区の40郡。
 DVBの報道によると、ミャンマー軍事政権のチョーサン情報相は6日の記者会見で、エーヤーワディ管区のボガレー郡で約1万人、ハインジー島で975人、モーラミャインチュン市で1,825人、ラプッタ郡で約1,000人、ヤンゴンで59人の死者が出たことを明らかにした。ミャンマー政府の最新の発表で、死者は14,911人。行方不明者はエーヤーワディ管区で約2,000人、ヤンゴンで約500人という。
 エーヤーワディ管区のボガレー郡は、そのすぐ西のモーラミャインチュン郡などと比べて、死者数が特に多い。しかし、他の地域は壊滅的被害のために把握されていない可能性がある。サイクロンが最初に上陸した、エーヤーワディ管区南西部のハインジー島やラプッタ郡などの被害は、実際はさらに大きい可能性がある。
 ミャンマー軍事政権は5月10日の国民投票に向けて、有権者の登録作業を行なっており、現在の住民数については、比較的正確に把握できると思われる。
 イラワジデルタ地帯はミャンマーの穀倉地帯であり、今後大幅なコメ不足と高騰が懸念される。

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登録日:2008年 05月 06日 17:32:13

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