ミャンマー軍政当局、NLD青年部メンバー13人を拘束
【5月22日 AFP】国連(UN)の潘基文(パン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長は22日、大型サイクロンで被災したミャンマーの軍事政権に全面的な救援活動の受け入れを要請するため、最大都市ヤンゴン(Yangon)に到着した。
≫続きを読む…
(c)AFP
ミジマ・ニュースの報道によると、ミャンマー軍事政権当局は22日未明、国民民主連盟(NLD)青年部のリーダー格の党員13人を連行した模様だ。NLD関係者の話によれば、内務省の情報機関の人間が22日午前3時頃、NLD青年部のリーダー格の党員13人のヤンゴンの自宅を訪れ、「話がある」と言って、連行したという。彼らは、サイクロン「ナルギス」の被災者支援を活発に行なっていた。
潘基文国連事務総長のヤンゴン訪問に合わせて、軍事政権側が予防措置を取ったと思われる。
5月22日の潘事務総長のミャンマー訪問を皮切りに、ミャンマーにとっては重要日程が続く。
23日 潘事務総長とタンシュエ国家平和発展評議会議長との会談
24日 延期されていたヤンゴン・エーヤーワディ管区被災地での国民投票
25日 国連とASEANによる支援会合
26日 アウンサンスーチー女史自宅軟禁期限
27日 NLDが圧勝した1990年総選挙の記念日
30日 アウンサンスーチー女史が襲撃された2003年ディペーイン事件の日
ミャンマー軍事政権当局は、これまでもミャンマーにとって特別な日の前後に、反体制側の人間を一時拘束するといった予防措置を取ってきた。
潘事務総長の訪問日程も23日にいったんミャンマーからバンコクに出て、25日に再度ヤンゴンを訪問し、支援会合の後、帰路に着くといったように変則的だ。国連事務総長は、ミャンマー訪問前の21日、バンコクでの記者会見で「政治問題化しない」と語っており、軍事政権側からの譲歩を引き出すために、政治的に配慮しているようにみえる。
AFP通信の記事によると、アウンサンスーチー女史の自宅軟禁は26日までに延長される可能性が高いという。
カテゴリー[ 軍・政府 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2008年 05月 22日 20:45:38
コメントを追加
Trackback
この記事に対するトラックバックURL:
- プロフィール
- 赤津陽治(Yoji Akatsu)
- yojiakatsu@gmail.com
- 最近のエントリー
- [11/18] NLD政党再登録にむけて最終会議へ 補欠選は48議席
- [11/15] 僧侶5人がマンダレーのパゴダ(仏塔)敷地内でデモ
- [11/14] 国家人権委員会が新たに恩赦を勧告
- [10/29] 土地接収された農民が抗議デモ
- [10/13] 大統領が恩赦実施へ 釈放される政治囚規模は未知数
- [09/01] 最近のミャンマー関連ニュース
- [04/17] 最近のミャンマー関連ニュース
- [03/05] 最近のミャンマー関連ニュース
- [11/15] アウンサンスーチー女史、再拘束と身の危険は恐れず
- [11/14] アウンサンスーチー女史、NLD本部で国民向けに演説
- 月別アーカイブ
- 2011年 11月 [3]
- 2011年 10月 [2]
- 2011年 09月 [1]
- 2011年 04月 [1]
- 2011年 03月 [1]
- 2010年 11月 [4]
- 2010年 10月 [1]
- 2010年 03月 [1]
- 2009年 11月 [1]
- 2009年 08月 [1]
- 2009年 05月 [15]
- 2008年 10月 [3]
- 2008年 09月 [16]
- 2008年 08月 [1]
- 2008年 06月 [8]
- 2008年 05月 [30]
- 2008年 04月 [1]
- 2008年 03月 [11]
- 2008年 02月 [7]
- 2008年 01月 [5]
- 2007年 12月 [3]
- 2007年 11月 [2]
- 2007年 10月 [13]
- 2007年 09月 [109]
- 2007年 08月 [16]
- 検索