自転車レース、行くシーズン、来るシーズン。

<第100回ジロ・ディ・ロンバルディア>ベッティーニ 今季UCIプロツアー最終戦を勝利で飾る - イタリア

【コモ/イタリア 14日 AFP】自転車レース、第100回ジロ・ディ・ロンバルディア(100th Giro di Lombardia)、ワンデイレース(245キロメートル)。イタリアのパオロ・ベッティーニ(Paolo Bettini)は、6時間08分06秒をマークして優勝、今季UCIプロツアー最終戦を勝利で飾った。(c)AFP/FILIPPO MONTEFORTE

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§アルカンシェルがしめを飾った今シーズン

 このジロ・デ・ロンバルディアが来ると、今シーズンも終わったなと感じる。UCIプロツアーの最終戦ではあるが、すでにバルベルデ(ケスデパーニュ)のチャンピオンが決まっているが、それでもこの「落ち葉のクラシック」はしめくくりとして注目はずせない。とくに、今年はこのジロ・デ・ロンバルディアも100回となり、特別な節目のレースでもあった。
 今年の優勝は、去年に引き続きベッティーニ(クイックステップ)。この勝利は、単に連勝を達成しただけではなく、観ているファンとしては華のあるものだった。それは彼のジャージが、世界チャンピオンの証であるあアルカンシュルであることにほかならない。
 この虹のジャージは世界選手権の優勝者が翌年の世界選手権までの1年間だけ着ることができる特別なジャージだ。ベッティーニは今年の世界選手権の優勝者として、このジャージをまとい、きっちりと今シーズンをしめた。
 実は、僕はベッティーニがアルカンシェルに袖を通すにあったって注目していたことがある。それはヘルメットだ。
 先のオリンピックのゴールドメダリストである彼は、以来ヘルメットにシューズ、自転車のバーテープまで金色にしていた。それは今シーズンも変わらなかったため、けっこう気にいているようだ。そこで、アルカンシェルを着た際どうするのだろうと思ったのだ。はたして虹のジャージに金のヘルメットか?と。
 しかしながらその僕の期待は実らず、写真のようにヘルメットもアルカンシェルにコーディネートされていた。オリンピックより世界選手権のプライオリティのほうが高いので当然なのだが、意外とオリンピック云々というより金色というカラーが好きなのかしらと思っていたので、もしかしたらと思っていたのだが。
 

§今シーズン、いろいろ

 今シーズンのレースは、僕個人としては、ベッティーニに救われていた。彼はただ強いだけでなく、どこかしら茶目っ気があり、そして華がある。
 春先からのなにかにつけてドーピングの話題ばかりで、どこかいやな空気がただよっていた今シーズンのロードレースであったが、彼が走っているだけでどこか楽しくなれた。
 バッソ(CSC)も証拠不十分ということでレース復帰も決まり、来シーズンこそはつまらない話題に振り回されずレース観戦を楽しみたい。
 それにしても今回のドーピング問題は、このバッソにしてもアスタナチームにしても、結果的に濡れ衣だった選手が多い。ウルリッヒも現在、身の潔白を証明しようと動き出しているようだが、どうも今回一連のドーピング事件は腑に落ちない点を感じるのは否めない気がする。まぁ、そんなぼやきも今シーズンはこのへんで(済むといいなぁ)。
 
 本日もジャパンカップが行われているように、実際今シーズンのロードレースはまだつづいているのですが、これからの楽しみはトラック競技。日本にも来て競輪を走った王者テオ・ボスの今期の活躍は?など、注目要素はことかきません。自転車ファンには、ロードのシーズンが行っても、トラックのシーズンが来るわけです。
 

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登録日:2006年 10月 21日 15:27:51

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プロフィール
小林昌幸
小林昌幸
(男)
1968年05月10日
自転車ずきのライター稼業。
就職・進学情報誌のライター、二輪・自動車メーカーのコピーライターを経てフリーランスに。
実は、デジタル機器、ゲームやホビーの仕事も多く、アキバ系もテリトリー。
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