2006年 05月 17日

私的ジロ観戦日記−10

<自転車レース 2006 ジロ・デ・イタリア>バッソ 第10ステージを終えて首位を堅守 - イタリア

【ペスシチ/イタリア 16日 AFP】自転車レース、第89回ジロ・デ・イタリア(2006 Giro d’Italia)・第10ステージ(テルモリからペスシチ間187キロメートル)。チームCSC(Team CSC)のイヴァン・バッソ(Ivan Basso、イタリア)は、4時間43分10秒の23位に終わるも、総合首位の座を守った。(c)AFP/Filippo MONTEFORTE

AFPBB News


後半に登り。ひと山越えて、3級山岳を登り、細かなアップダウンを繰り返し一気に下るとゴール前にまた登り。移動・休養日前のステージ。

◯第10ステージ結果
ステージ優勝   :フランコ・ペッリツォッティ(リクイガス)
総合1位     :イヴァン・バッソ(CSC)
ポイント賞    :ロビー・マキュアン(ダヴィタモン ロット)
山岳賞      :イヴァン・バッソ(CSC)
コンビネーション賞:パオロ・サヴォルデッリ(ディスカバリーチャンネル)


§リクイガスの戦略は?

 メイン集団から抜け出した先行は21人という集団。リクイガスは、その中にペッリツォッティとウェゲリュースの2名。この先頭集団の中に、ディルーカの総合優勝を脅かす選手がいないと判断したのか、このリクイガスの二人のステージを狙ったコンビネーションが光った。そして、ペッリツォッティがウェゲリュースのアシストに応えステージ優勝を飾った。
 リクイガスというチームは、ある意味イタリアのスターチームだ。人気、実力をともに揃えた選手が多く所属し、ペッリツォッティもその注目をされる選手の一人だ。ディルーカが高まる期待の中少し精彩を欠いている現状で、このペッリツォッティのステージ優勝はリクイガスにとって貴重な一勝といえるだろう。ここ数日のディルーカの体調によって、リクイガスの今後の戦略がどう動くのか興味は津々だ。
 同じく総合優勝を狙うランプレは、現在総合3位のクネゴのために終止メイン集団をコントロール。このステージに対する2チームの動きが好対照に見えた。


§メルクスの意地

 と、全体的な動きも面白かったのだが、僕個人として目が離せなかったのは、実はアクセル・メルクス(フォナック)の先頭集団からの飛び出しだった。どんなに父が偉大でも本人に力がなければ、この舞台には立てない。いまこのジロを走っているのは、正に彼自身の実力と才能なのだ。それなのにアクセルを語るとき、父・エディの名前は必ずついてまわる(僕もまた、こうしてエディの名を出してしまっている)。たった一人の逃げに彼の意地を見たような気がした。成功はしなかったものの、何か熱くなってしまった。

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登録日:2006年 05月 17日 16:17:44

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プロフィール
小林昌幸
小林昌幸
(男)
1968年05月10日
自転車ずきのライター稼業。
就職・進学情報誌のライター、二輪・自動車メーカーのコピーライターを経てフリーランスに。
実は、デジタル機器、ゲームやホビーの仕事も多く、アキバ系もテリトリー。
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