2006年 05月 24日

私的ジロ観戦日記−16

<自転車レース 2006 ジロ・デ・イタリア>バッソ 第16ステージ制し総合首位をキープ - イタリア

【モンテ・バンドーネ/イタリア 23日 AFP】自転車レース、第89回ジロ・デ・イタリア(2006 Giro d’Italia)第16ステージ(ロバトからモンテ・ボンドーネ間173キロメートル)。マリアローザを身に着けるチームCSC(Team CSC)のイヴァン・バッソ(Ivan Basso、イタリア)は、4時間51分30秒と2位以下に1分26秒の差をつける圧倒的な強さでステージを制し、総合首位の座を危なげなくキープした。(c)AFP/Filippo MONTEFORTE

AFPBB News


前半に3級の第1山岳ポイント、ゴールも超級の山岳ポイントがかかった登りゴール。

第16ステージ結果
ステージ優勝   :イヴァン・バッソ(CSC)
総合1位     :イヴァン・バッソ(CSC)
ポイント賞    :パオロ ・ベッティーニ(クイックステップ)
山岳賞      :フォルトゥナート・バリアーニ(チェラミカ パナリア)
コンビネーション賞:パオロ・サヴォルデッリ(ディスカバリーチャンネル)


§シモーニの意地を見た

 第1山岳ポイントを越え終止スローペースのメイン集団も、ゴール前35km付近より急速に高速化。ひとりで逃げ続けた22歳のバリアー二(チェラミカ パナリア)もゴール前25km付近で吸収された。
 ゴールに向けての登りに入ると、まずはセルパ(セッレイタリア)が抜け出そうとするがすぐに吸収。CSCのサストレ、サウニエルデュバルのピエポリが、それぞれのチームのエース、バッソ(CSC)とシモーニ(サウニエルデュバル)のために後続をふるい落とすように先頭を加速。そして、ついにバッソとシモーニの一騎打ちが始まった。最初シモーニが先行するもゴール前6.8km、バッソが振り切りステージ優勝を果たす。
 結果として負けたもののこの日のシモーニには迫力を感じた。34歳、すでに選手としてはピークを過ぎ、アシストだったクネゴ(ランプレ)にチームを押し出された彼が、飛ぶ鳥を落とす勢いのバッソとトップを争う。過去2回のジロ優勝者のプライドと意地。ベテランは、こうして若い世代に伝えていくのだと感じた。
 

§ピエポリの仕事

 サストレと先頭の主導権を争い、シモーニをトップに引き上げたピエポリは、そのあと執拗にグティエレス(フォナック)のマークにつき、後ろにへばりつくようにプレッシャーを与え続けた。そしてゴールはグティエレスをパスし、ステージ3位を獲得。
 これにはグティエレスも頭にきたらしい。しかし、アシストとしては完璧な仕事だ。グティエレスは現在総合2位であり、チームのエースであるシモーニにとっては邪魔な存在ともいえる。この日、グディエレスの総合順位はかわらなかったものの、ゆさぶりをかけつづけるとは渋い仕事だ。シモーニの総合順位は4位に上昇した。
 

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登録日:2006年 05月 24日 12:29:35

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プロフィール
小林昌幸
小林昌幸
(男)
1968年05月10日
自転車ずきのライター稼業。
就職・進学情報誌のライター、二輪・自動車メーカーのコピーライターを経てフリーランスに。
実は、デジタル機器、ゲームやホビーの仕事も多く、アキバ系もテリトリー。
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