2007年 06月 04日

'07ジロ観戦日記 −ミラノ

<第90回ジロ・デ・イタリア>第21ステージ、ペタッキ ステージ優勝を飾り大会を終える

【6月4日 AFP】第90回ジロ・デ・イタリア(2007 Giro d’Italia)、最終第21ステージ(ヴェストからミラノ、185キロメートル)。
≫続きを読む…
(c)AFP

AFPBB News


第21ステージ
ステージ優勝 :アレッサンドロ・ペタッキ(ミルラム)

第90回ジロ・デ・イタリア総合成績
総合1位   :ダニーロ・ディルーカ(リクイガス)
  2位   :アンディ・シュレク(CSC)
  3位   :エディ・マッツォレーニ(アスタナ)

ポイント賞  :アレッサンドロ・ペタッキ(ミルラム)
山岳賞    :レオナルド・ピエポリ(サウニエルドゥバル)
新人賞    :アンディ・シュレク(CSC)

チーム優勝  :サウニエルドゥバル


ペタッキ(ミルラム)が最終ステージもとり今ジロ5勝。帰らずに最後まで走り、マリア・チクラミーノにミラノの表彰台で袖を通した。せっかく最終ステージまで来たから最後の1勝もというように見えた。

今ジロで残念だったのは、ベッティーニ(クイックステップ)の活躍が見られなかったこと。昨シーズンまでがスゴすぎる実績だけに期待していいたが、いいときもあればそうでないときもある。どちらかというと1DAYな選手なのでこうしたグランツールで大きな期待をかけすぎるのも、なのだが偉大な選手だけについ。

総合は、ディルーカ(リクイガス)が後半あぶなげなくマリア・ローザを確保し、ミラノを凱旋。初代プロツアー覇者がグランツールの頂点にも立った。
だがこの総合で注目なのは1位より2位、3位ではないだろうか。21歳の新人シュレク(CSC)が最後まで総合優勝までからみ、名アシスタントとして、いつも、どのチームに移ってもしっかりとエースを支えてきたマッツォレーニ(アスタナ)が表彰台に登った。
表彰台常連のシモーニ(サウニエルドゥバル)は4位、僕が個人的な期待から贔屓目な観測で追っかけてきたクネゴ(ランプレ)は5位。一時は、ディルーカ、シモーニ、クネゴが表彰台と思っていたときもあったが、これがレースだ。

ポイント、山岳、新人の3賞は、第15ステージよりかわらずで手堅い印象だった。

今回のジロで目をひいたのはサウニエルドゥバルの活躍ではなかっただろか。ピエポリはシモーニをアシストしながらもマリア・ベルデを獲得、マヨも19ステージで優勝、リッコも15ステージを獲っている。こうした記録に残る成績もさることながら、どんな局面にも、必ずといっていいほどあの黄色いジャージが絡んできた。個人ではなくチームに目いってしまうのは、なかなか珍しい。ジャネッティ監督の手腕もさることながら、それだけチームとしてしっかりと機能していたということだ。チーム優勝も、このジロにかぎらずいつものグランツールだと淡々とアベレージを稼いで「ああ、このチーム」ぐらいの感じのことが多いが、今年のジロのサウニエルドゥバルは獲るべくして獲ったという気持ちよさがあった。

ここしばらくのグランツールは、観戦していてもどこか消化不良気味な感があったが、今年のジロはひさしぶりに面白いステージレースだった。
コース設定の妙もあり、展開が本当にワクワクさせてくれた。これがグランツールだというレースを観た。大満足。

カテゴリー[ Giro d' ITALIA 2007 ], コメント[2], トラックバック[0]
登録日:2007年 06月 04日 07:29:26

カレンダー
< 2007年 06月 >





1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール
小林昌幸
小林昌幸
(男)
1968年05月10日
自転車ずきのライター稼業。
就職・進学情報誌のライター、二輪・自動車メーカーのコピーライターを経てフリーランスに。
実は、デジタル機器、ゲームやホビーの仕事も多く、アキバ系もテリトリー。
お仕事のご依頼は−
 coba☆m9.dion.ne.jp
(お手数ですが、☆を@にかえてご入力ください)
検索