2007年 12月 07日

また一人の英雄を失った

ヴィノクロフ 出場停止処分を受け現役を引退

【12月7日 AFP】カザフスタン自転車連盟(Kazakhstan Cycling Federation)から1年間の出場停止処分を下されたプロサイクリングレーサーのアレクサンドル・ヴィノクロフ(Alexandre Vinokourov、カザフスタン)は7日、現役生活を終える一方で自身の名誉を回復させる意向であることを明らかにした。
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(c)AFP

AFPBB News


本当にくだらないことになったものだ。
毎年思うが、なぜドーピング疑惑はツール・ド・フランスを機に大きくなる。
それ以前のジロやUCIのレースひっかからなかったものが、この世界最大の伝統ある自転車レースと言われるもので。

ヴィノクロフが、まだ現役として活躍できる能力、資質を備えているにもかかわらず現役引退を決意した。
僕はこの行動を“抗議の姿勢”として受け止めた。このあと彼は、身の潔白を証明するための行動をつづけるという。それにより身の潔白が証明されたとき、自転車レース界は英雄を追いやったことを後悔するだろう。それは、ランディスらについてもしかりだ。

ここ数年、こんなことばかりがツール・ド・フランス以降に起こる。
来年は、そのツール・ド・フランスもUCIのプロツアーから離れるそうだ。少しは、こうしたくだらない騒動が減ることだろう。
乱暴な考えかもしれないが、いっそフランス以外のチームは、ツール・ド・フランスはじめASO主催のレースをボイコットするぐらいのことをしていいのではないかとすら思う。

正直、ランスの勝ち逃げも影響しているように考えるのは僕だけだろうか。ダブルツールもアルカンシェルもとったことのない、ツールしか走らないアメリカ人選手に振り回された7年がASOの態度をああしたものにしたのではと。そうした選手だから、それしか大きなタイトルのない選手だから勝ち逃げしたと僕は思っている。ちゃんと走りつづけ、きっちり次の世代につなげる引退の仕方をしていたなら、ディフェンディングチャンピオン不在の混沌をつくることもなく、ここまでツールが荒れることはなかったのではないかと考える。初優勝した年、ランスにはドーピング疑惑があったことを忘れないでほしい。ディフェンディングチャンピオン不在の混沌に、あのときにと7年たってASOが考えたというのは考えすぎか(考えすぎだろうな、やぱっり)。

ツールがプロツアーから離れたことぐらいしか明るいニュースのないところにきて、何回も言っているが、もううんざりだ。

このニュースのおかげで、心穏やかでなく、勢いに任せたぐだぐだの文章になってしまいました。ここまで読んでいただいた方、申し訳ありません。でも、それぐらショックです。

ヴィノクロフの身の潔白が証明されることを、心から祈ります。


<訂正(12月13日)>
パパラッチさんのご指摘のとおり、1993年のオスロでの世界選手権ロードの部門でランスはアルカンシェルを獲っていました。お詫びして、訂正いたします。

<追記 (12月12日)>
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登録日:2007年 12月 07日 17:45:28

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プロフィール
小林昌幸
小林昌幸
(男)
1968年05月10日
自転車ずきのライター稼業。
就職・進学情報誌のライター、二輪・自動車メーカーのコピーライターを経てフリーランスに。
実は、デジタル機器、ゲームやホビーの仕事も多く、アキバ系もテリトリー。
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