2008年 10月

新手の振り込め詐欺?

10月22日配信の記事にいいのがあるのに、ブログに引用できる設定になっていなくて残念。→<振り込め詐欺の現金引き出し役>
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2531023/3455554

今月は「振り込め詐欺」の撲滅月間ということで、ちょっと前のことですが私の実家にかかってきた不信電話について紹介します。皆さんの、参考になれば幸いです。

警視庁「振り込め詐欺撲滅月間」サイト↓
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/anzen/sub10.htm

その電話には、母親が出ました。
受話器をとると、「お宅の電話番号をご入力ください」といきなり話し始めたそうです。
母親は気持ち悪く思い、すぐに切ったことで、難をさけることができたと思います。
正しい対応だと思いますし、その後なにもないということなので、まずは安心ですがやっぱり不気味なものは感じます。
まだニュース等に出ていない手口で、どういうシステムかわかりませんが想像できることはあります。
電話のプッシュ音は番号ごとに音階があることから、これを利用した手口と思われます。
「なぜ?」と不信に問えば、数字を口にだすわけでないからセキュリティは大丈夫みたいなことを告げることでしょう。
しかし、口にださなくても入力音を記録されれば同じことです。きっとこの電話番号の入力は前置きで、このあとに銀行口座や暗証番号などの入力を促するアナウンスがつづくのだろうと想像できます。口にださないことでの安心感を狙った手口といえるでしょう。
いきなり用件も告げずに「お宅の電話番号をご入力ください」と話し始めた意図はわかりませんが、それなりのストーリー、たとえば“還付金があるので、お宅の確認として電話番号を、還付金の振込先の口座番号…。番号はボタンで入力していただくのでセキュリティは大丈夫”のようなものをからめてくることも考えられるでしょう。
(少々横道にそれますが、こうした還付金ケースに対する心構えとしてー)そもそも自分から金を返すなんて殊勝な組織が役所を含めて存在するなんて、この日本にはないと思うのがこの国で暮らす正しい姿勢です。

テレビ等で紹介されているように、「振り込め詐欺」「オレオレ詐欺」は、進化し巧妙化しています。電話はいきなりかかってくるため咄嗟の対応における隙が生まれやすいため、かけてくる側に先攻がアドバンテージをとりやすいというところをついた手口です。
相手にアドバンテージをあたえないというのはビジネスにおける電話交渉の心得と同じ。一息ついて冷静になる、または一旦切り対応を考える時間を稼ぐためかけ直すチャンスをつくることです。ただかけ直すというのは詐欺の場合、させないように執拗にブロックしてくるでしょうからその段階が気づくチャンスでしょう。
家族のピンチという内容の電話で慌ててしまい一旦OKしてしまっても、その後落ち着いて気づけば払わなければいいのです。気になるなら、こちらから本人に連絡を取って確認してください。執拗に催促がくるなら、それが本人だとしてもそんな身内はろくなモンじゃないので見捨てるぐらいの心構えで。
とはいえ、急な事態にすぐに対応できる人間は、そうそういないと思います。受けたあともう一度内容や話し方をを思い返すという時間を持つということを普段から心にとめておいてほしいと思います。

正直、親から不信電話の話をきくまで「振り込め詐欺」のニュースをきいても、あまりピンとくるものではなく、どこか「へー、いろんな手口を考えるもんだねぇ」ぐらいにしか思えませんでした。親と離れて暮らしていると心配になります。よく、合い言葉ときめておくと良いという予防策もききます。これは有効かもしれません。
私の場合、電話で話し始めるとき癖があるようです。これは無意識で、言われてみればなるほどですが、親は気づいていました(私になりすます悪党がいないともかぎりませんので、あえて記しません)。すぐにお金で解決してくれようというのも愛情かもしれませんが、めったに電話もかけもしない自分の癖を知っていてくれることをありがたいと思いました。

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登録日:2008年 10月 24日 12:07:01

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プロフィール
小林昌幸
小林昌幸
(男)
1968年05月10日
自転車ずきのライター稼業。
就職・進学情報誌のライター、二輪・自動車メーカーのコピーライターを経てフリーランスに。
実は、デジタル機器、ゲームやホビーの仕事も多く、アキバ系もテリトリー。
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