2009年 06月 30日

さぁ、日本が本当に認められるのはこれからだ。

新城幸也 ツール・ド・フランス出場へ 日本人選手で3人目

【6月16日 AFP】国際自転車競技連合(International Cycling UnionUCI)プロツアーチームのBBOXブイグ・テレコム(BBOX Bouygues Telecom)に所属する新城幸也(Yukiya Arashiro、日本)が2009ツール・ド・フランス(2009 Tour de France)に出場することが15日、分かった。
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(c)AFP

AFPBB News


 ピックアップした記事の新城につづいて、スキルシマノの別府史之もツール・ド・フランス出場が決まった。
 特に別府はディスカバリーチャンネルチーム在籍という経歴もあり、欧米プロとのレース経験も豊富で期待も高まる。ツールに二人も日本人が走る。一昔前では夢のような話だ。
 欧米、特にヨーロッパでは伝統的なものに対して他地域からの参入を好まない。どこの国も多かれ少なかれあるが、特にその傾向が強いように思う。門外漢ではあるが、自転車以外でも、たとえばバレエ。アジア人のダンサーは、表現力や技術が優れていて人気があってもソロであり、群舞をしたがえた舞台の主役をはるということはないという。また、私たち日本人からすれば「欧米」と同じようにくくって考えるアメリカのバレエスタジオも、どんなに素晴らしい評価を得ていてもヨーロッパのそれと並ぶとひとつ下に見られてしまいがちらしい。
 自転車界にもどし、あまりしたくない話ではあるが、トラック競技などでは活躍している黒人選手も、ツールのような欧州ロードの興行レースでは見かけた覚えがない。また、以前にくらべアメリカ人選手も多く出場しているが、風当たりはあまりマイルドではないようだ。
 そんなヨーロッパの大舞台のレースに日本人が二人も出られる。これは、彼らの高いポテンシャルによるものでもあるが、現在のロードブームにより活性化している日本の自転車市場が、多くの自転車メーカー中でも高級ブランド立ち並ぶ欧州の自転車界にとってマーケットとして認知されたことでもある。こうした状況の時代に現役選手であったことも、また彼らの力だろう。
 個人的にここ数年、ツール・ド・フランスはどうでもいいレースではあるが、ヨーロッパの一流人気選手が顔をそろえるレースであることは確かであり、そこに二人の日本人がどうくらいついていくかは楽しみである。
 息苦しいヨーロッパの中でも得に息苦しいツール・ド・フランスに、新城、別府が、どんなカタチであれ新鮮な空気を吹き込む風穴をあけてくれることを同じ日本人として期待したい。

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登録日:2009年 06月 30日 09:55:30

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プロフィール
小林昌幸
小林昌幸
(男)
1968年05月10日
自転車ずきのライター稼業。
就職・進学情報誌のライター、二輪・自動車メーカーのコピーライターを経てフリーランスに。
実は、デジタル機器、ゲームやホビーの仕事も多く、アキバ系もテリトリー。
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